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Abnova 社推奨標準プロトコル Capture ELISA 標準プロトコル[参考資料]

掲載日情報:2007/09/20 現在Webページ番号:1030

このプロトコルは GST タグ付きタンパク質の測定にのみ適用できます。

実験手順

  1. プレートの各ウェルに抗体濃度が 10 μg/ml となるようにコーティングバッファーで調製した捕捉用抗体を 100 μl 加えます。
  2. プレートを 4 ℃で 1 晩インキュベートします。
  3. 各ウェルに 250 μl のブロッキング溶液を加えます。
  4. プレートを室温で 1 時間インキュベートします。
  5. プレート各ウェルを PBST(0.05% Tween-20)で 1 回洗浄します。
  6. スタンダード(recombinant protein with GST)を 100 ng, 30 ng, 10 ng, 3 ng, 1 ng,0.3 ng, 0.1 ng, 0.03 ng/ml に希釈します。
  7. 各濃度のスタンダード、および測定用試料を各ウェルに加えます。
  8. プレートを室温で 2 時間インキュベートします。
  9. プレートを空にし、PBST(0.05% Tween-20)で 3 回洗浄します。
  10. ウサギ抗 GST 抗体(1 μg/ml)を各ウェルに加えます。(100 μl/well)
  11. プレートを室温で 2 時間インキュベートします。
  12. プレートを空にし、PBST(0.05% Tween-20)で 3 回洗浄します。
  13. 各ウェルに二次抗体として HRP 標識ヤギ抗ウサギ IgG(H + L)抗体を加えます。
  14. プレートを室温で 1 時間インキュベートします。
  15. プレートを空にし、PBST(0.05% Tween-20)で 5 回洗浄します。
  16. 各ウェルに 150 μl の酵素基質溶液(OPD, 400 μg/ml, 0.03% H2O2、クエン酸バッファー)を加えます。
  17. 室温で 30 分インキュベートします。
  18. 450 nm での吸光度を測定します。

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試薬

  • コーティングバッファー:PBS(137 mM NaCl, 2.7 mM KCl, 8.1 mM Na2HPO4, 1.5 mM KH2PO4
  • ブロッキング溶液:5% スキムミルクPBST(0.05% Tween-20)溶液
  • 希釈液:2% スキムミルクPBST(0.02% Tween-20)溶液
  • クエン酸バッファー:3.65 g クエン酸、4.76 g Na2HPO4, 500 ml 蒸留水

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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