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トランスフェクションで革新を続ける(Fugent社)

掲載日情報:2023/04/01 現在Webページ番号:65966

Frontiers

Vol.89  トランスフェクションで革新を続ける

Fugent社は高い知名度を誇るトランスフェクション試薬ブランド「FuGENE®シリーズ」を製造・販売するメーカーです。今回は、製品開発・セールス・マーケティング部門ディレクターのTony Larsen氏(写真)にお話を伺いました。

Tony Larsen


1996 年に設立された Fugent 社は、25 年以上にわたり、米国ウィスコンシン州マディソ ンの地で製品の製造・開発に取り組んでいます。今まで複数の企業への OEM 供給により私たちの製品をお届けしてきましたが、昨年 Fugent 社として販売を開始、日本ではフナコシが代理店として販売しています。
創業者の Vladimir Gurevich が開発した最初の製品である「FuGENE® 6」は、彼がウィスコンシン大学マディソン校の主任研究者だった時に発見した真核細胞用の DNA 導入試薬で、 現在も多くのお客様にご使用いただいています。その数年後、彼は初の非リポソーム型 100% 合成 DNA トランスフェクション試薬である「FuGENE® HD」を開発しました。どちらの試薬も、細胞解析からワクチン/医薬品の生産に至るまで、様々な用途で使用されています。

Vladimir Gurevich

創業者のVladimir Gurevich氏


Fugent 社は現在、経験豊富なリーダーであり生化学者である Dr. James Prudent が社長として会社を率いています。私たちは常にお客様が直面している課題を真に理解しようと努め、新製品を市場にリリースするために非常に系統的なアプローチを採用しています。適切に試験されていない製品や、研究者のニーズに合わない製品を急いで販売することは決してありません。

Dr. James Prudent

Fugent 社外観と社長 Dr. James Prudent


新製品「FuGENE® 4K」は、長年にわたる分子創成とスクリーニングの結果、最高性能のDNA 導入試薬として見出されたマルチコンポーネントの製品です。 私たちの看板製品である「FuGENE® HD」や他社製品と比較して、幅広い細胞でより高い導入効率を実現しました。加えて、細胞毒性が低いという特長も受け継いでいます。

Fugent 社が目指すのは、医学的発見を後押しし、研究者が様々な課題を解決する力となることです。導入が難しい細胞にも核酸やタンパク質を導入するための新しい化合物や分子の探索に注力し、トランスフェクションの分野で革新を続けるために全力を注いでいます。 信頼性が高く、効果的な製品を開発し、世界中の科学者が「See the Unseen(見えないものを見る)」 のための最高の製品を手にできるよう、今後も努力していきます。

See the Unseen

FuGENE®シリーズ

タイトルまたは画像をクリックすると該当製品の詳細をご覧になれます。

FuGENE® HDの改良版
最先端DNAトランスフェクション試薬
FuGENE® 4K
導入が困難な細胞に対応する
DNAトランスフェクション試薬
FuGENE® HD
ルーティンの
DNAトランスフェクションにお勧め
FuGENE® 6
FuGENE®ブランドの
siRNAトランスフェクション試薬
FuGENE® SI
FuGENE<sup>®</sup> 4Kのロゴ FuGENE<sup>®</sup> HDのロゴ FuGENE<sup>®</sup> 6のロゴ FuGENE<sup>®</sup> 4Kのロゴ

お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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