多能性幹細胞の分化 - 幹細胞(Stem Cell)特集

単離 培養 体性幹細胞

幹細胞の分化に関連のある製品の、豊富なラインナップをご紹介します。

ヒト多能性幹細胞の分化用培地添加物、3種類のマーカー抗体がセットになった製品です。キットには、ヒト多能性幹細胞を内胚葉（endoderm）、外胚葉（ectoderm）、中胚葉（mesoderm）へと分化させるための培地添加物（成長因子）が含まれています。

StemBeads Activin-Aは、培地に添加するだけでActivin-Aを安定的に供給し続けることができる徐放性ビーズです。Activin-Aの徐放効果は約5日間持続するため、培地交換の手間が省けます。

in vitroの無血清環境下で、FGF、EGF、PDGFなどのサイトカインにより、マウスES細胞をオリゴデンドロサイトへ特異的かつ効率良く分化誘導させるキットです。オリゴデンドロサイトは中枢神経系において、軸索の周囲にミエリン鞘を形成し、迅速な神経伝達を支えています。

ヒト／マウスのES細胞をin vitroの無血清環境下で、ドーパミン作動性ニューロンへ特異的に分化誘導させるキットです。ドーパミン作動性ニューロンの細胞体は主に中脳の黒質、腹側被蓋野、赤核後核に分布し、線維を尾状核、被殻、側座核、嗅結節を始めとする前脳の各所に投射しており、この構造は大半の哺乳類で共通に見られます。

ヒト多能性幹細胞の分化を蛍光免疫染色で検出するために、外胚葉、中胚葉、内胚葉のマーカー各2種類に対する合計6種類の蛍光標識抗体をセットにした製品です。

多分化能を有する細胞や、血球、神経、筋細胞等の各種分化細胞に特異的に発現している遺伝子の転写制御領域を GFP/RFP 遺伝子の上流に組み込んだ、レンチウイルスベースのレポーターベクターです。各種細胞の未分化／分化状態をモニターするのに大変有用です。それぞれウイルス粒子にパッケージングされている製品と、プラスミド DNA として供給される製品があります。