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Litron Laboratories社 MicroFlow Kit に関する FAQ

掲載日情報:2017/09/01 現在Webページ番号:80580

Liton Laboratories社 MicroFlow Kit に関する FAQ

Q-1. MicroFlow Kit で本当に小核を検出していることを確認する方法はありますか?
A-1. 以下のような方法で確認して下さい。

  1. MicroFlow Kit を用いてフローサイトメトリーを行った試料を 顕微鏡で観察し、小核が含まれていることを確認する。
  2. MicroFlow Kit で検出した判定結果を顕微鏡による判定結果と 比較する。
  3. DNA サイズ、染色パターンが小核化した細胞に類似している Biological standard(マラリア感染試料:キット付属)を用 いてフローサイトメーターの設定を行う。
  4. より厳密な確認が必要な場合には、当社テクニカルサポートまでお問い合わせ下さい。

Q-2. キットに付属のBiological standard(マラリア感染試料)は安全ですか?
A-2. 安全性に全く問題はありません。Biological standard は、メタノー ル固定により完全に変性させた、感染性・毒性のない血液試料です。

Q-3. MicroFlow Kit で得られた結果に再現性はありますか?
A-3. はい。Litron 社では 1980 年代に MicroFlow 法を確立し、改良 を重ねてきました。世界各国の研究機関、企業に技術譲渡を行った 実績もあり、MicroFlow 法の再現性、正確性は実証済みと言えます。

Q-4. 血液試料はどのように採取すればよいでしょうか?
A-4. 末梢血は尾の静脈から採取する方法が一般的ですが、他の部位から 採取した血液試料でも問題なく使用できます。

Q-5. 血液試料はどのくらい必要でしょうか?
A-5. 1個体につき、60 ~ 120 μl の血液があれば検出できます。必ず キット付属の抗凝血剤を 350μl 添加して下さい。

Q-6. キット付属の抗凝血剤以外を使用してもよいでしょうか?
A-6. 代替の抗凝血剤の使用はお勧めしません。必ずキットに付属の抗凝 血剤をご使用下さい。Litron 社では MicroFlow Kit 開発の際に、 様々な抗凝血剤を使用して評価を行っています。キットには、 MicroFlow 法を一貫性を持って正確に実施するために最適な抗凝 血剤が付属しています。

Q-7. 血液試料を固定する際、極低温(-75 ~-80℃)で保持する必 要があるとのことですが、ドライアイス上で固定処理を行ってもよ いでしょうか?
A-7. 固定処理にドライアイスを用いることはお勧めしません。ドライア イスに含まれる気体の CO2 により試薬の炭酸化や細胞の凝集が起 こる危険性があります。固定処理の詳細についてはプロトコルでご 確認下さい。

お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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