MAPK / ERK情報伝達経路測定用細胞株 SRE Reporter, Luciferase, HEK293 Cell Line

ルシフェラーゼを用いた、MAPK / ERKの情報伝達経路のモニタリングに最適な細胞株です。血清応答配列SRE（Serum Response Element）の制御下にルシフェラーゼ遺伝子が組み込まれており、ERK経路の活性化により、ルシフェラーゼ遺伝子の転写が誘導されます。

※本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

※本製品はEGFや血清による刺激およびERK情報伝達経路阻害物質に応答することを確認しています（図1～3参照）。
※マイコプラズマが陰性であることを確認していますが、取り扱いには十分にご注意下さい。
※本製品は輸送費が別途必要となります。詳細は、当社営業担当までお問い合わせ下さい。
※お客様における事故・過失による製品の破損、汚染トラブル対策の為、予備1バイアルを含む2バイアルにてご提供します。
※企業のお客様も含め、使用に当たりライセンス料は不要です。

図1：本製品を用いて、各濃度のEGFに対する、SREレポーター活性の用量反応曲線を作成した。SRE応答ルシフェラーゼ発現量は発現量比で示した。EGFのEC₅₀値は1.16 ng/mlと算出された。

図2：本製品を用い、U0126（ERK経路阻害物質）によるEGF誘導性SREレポーター活性の阻害効果を検証した。

図3：図2の結果を元に、各濃度のU0126に対する化学発光強度（％）の用量反応曲線を作成した。IC₅₀値は0.8μMと算出された。

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