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大規模かつ多様なDNAライブラリーを設計・構築します DNAライブラリー作製サービス

掲載日情報:2023/09/28 現在Webページ番号:71200

大規模かつ多様なDNAライブラリーをお客様のニーズに合わせて設計・構築します。これにより、物質生産に最適な遺伝子クラスターを短期間で探索することが可能です。
株式会社シンプロジェン(以下、SNP社)は、2017年2月に設立された神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科発の合成生物学ベンチャー企業です。独自のDNA合成技術OGAB®法、Combinatorial-OGAB™法を活用したDNA合成・DNAライブラリー構築サービスを提供しています。


バイオファウンドリ ∼バイオエコノミーの実現を牽引するプラットフォーマー∼

バイオテクノロジーを基盤として持続的かつ再生可能性のある循環型の経済社会を拡大させていく「バイオエコノミー」の実現には、DNA合成などの基盤要素技術に加え、それらを使いこなすための周辺技術と設備がパッケージ化されたプラットフォームが必要となります。そのプラットフォームを有する企業が「バイオファウンドリ」です。
バイオファウンドリでは、Design(設計)、Build(構築)、Test(試験)、Learn(学習)の4つの工程から構成されるDBTLサイクルを高速で回すことで、人工的に改変した細胞のDNA配列(入力情報)と発揮される機能(出力情報)に関するデータを蓄積し、高機能な細胞を効率的に創り出します。「ファウンドリ」とは、もともとは半導体チップの製造工場を指す用語ですが、バイオファウンドリでは自動化・並列化された装置で大量のバイオサンプルを扱い、細胞(スマートセル)や生産プロセス(スケールアップ)の研究開発を行います。
DBTLサイクルのBuild(構築)工程において欠かせない技術がDNA合成技術です。DNA合成における技術力が、Design(設計)工程における設計範囲の拡大、DBTLサイクル全体の効率向上に大きく寄与することになります。特に、長鎖DNAは従来技術では合成が困難であるにも関わらず、複数遺伝子(遺伝子クラスター)の改変には長鎖DNAが求められることが多いため、有用物質の生産を目指すバイオファウンドリにおける需要がより一層増していくことが予想されます。つまり、DNA合成技術はバイオエコノミーの実現を支えるキーテクノロジーといえます。
SNP社は、独自のDNA合成技術であるOGAB®法およびその応用技術であるCombinatorial-OGAB™法を活用し、広範な分野における企業や研究機関に合成DNAを提供するとともに、自社で合成したDNAを原料とする垂直統合型ビジネスモデルとして遺伝子治療に特化したバイオファウンドリ、「遺伝子治療バイオファウンドリ®」を展開し、バイオエコノミーの実現に取り組みます。

バイオファウンドリ

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Combinatorial-OGAB™法とは

細胞が持つ物質生産能力を最大限に引き出すスマートセルの構築には、多数の遺伝子と各遺伝子の発現因子が協調的に働くように組み合わせた遺伝子クラスターが必要です。しかし、従来の手法では無数の組み合わせに対応するDNAライブラリーを構築することは極めて難しく、最適な遺伝子クラスターの探索に多くの時間と労力を要していました。SNP社の独自技術であるCombinatorial-OGAB™法は上記の課題を解決することができる手法です。大規模かつ多様なDNAライブラリーを構築し、物質生産に最適な遺伝子クラスターを短期間で探索することが可能です。

Combinatorial-OGAB法

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特長


DNA合成内製化

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