スクロース（ショ糖）測定キット EnzyChrom Sucrose Assay Kit
掲載日情報：2021/02/08 現在Webページ番号：69657
試料中のスクロース（Sucrose、ショ糖）を比色法により簡便に測定できるキットです。スクロースの代謝における薬物の影響の研究にも最適です。
※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
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検量線例
Sucrose検量線例
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BioAssay Systems社では、2018年1月1日より緑化推進のために製品へのプロトコルの添付を廃止しました。各製品のプロトコルについては、BioAssay Systems社ホームページよりダウンロードしてご利用下さい。 |
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スクロースとは
スクロース（Sucrose、ショ糖、C12H22O11）は、グルコース（Glucose、ブドウ糖）とフルクトース（Fructose、果糖）の二糖で、α-1,2-グリコシド結合を有しています。最も一般的な食品甘味料であり、植物では最も重要な糖です。哺乳類では、ショ糖は容易に消化され、胃中でグルコース（ブドウ糖）とフルクトース（果糖）になり、小腸内で血液中に迅速に吸収されます。
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測定原理
本アッセイでは、インベルターゼ（Invertase）を使用し、スクロースをフルクトースとグルコースに消化します。生成したフルクトースをフルクトースアッセイ試薬を使用して定量します。565 nmでの吸光度は、試料中のスクロース濃度に正比例します。
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特長
- グルコースによる干渉はありません。
- 測定動物種：全動物種
- 測定試料：血清、血漿、尿、唾液、乳、細胞培養上清、食品、飲料、農産物など
- 必要試料量：20μl
- 測定方法：比色
- 測定波長：565 nm
- インキュベーション時間（温度）：60分（室温）
- 測定範囲：17～2,000μM
- 検出限界：17μM
- フォーマット：96 wellプレート
- アッセイ数：100 assays
※ SDS（＞0.2％）、アジ化ナトリウム、NP-40（＞1％）およびTween 20（＞1％）を含む場合、このアッセイを干渉するため、試料の準備における使用を避けて下さい。カイネティック反応のため、Working reagent（WR）を標準試料や試料に迅速に追加し、軽くかつ完全に混合する必要があります。そのため、マルチチャンネルピペットの使用を推奨します。
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操作方法概略
- すべての試薬を室温に戻す。チューブの開封前に軽く遠心分離を行う。融解したチューブは、アッセイの間氷上に置く。
- Standardを希釈して標準溶液（0、600、1,200、2,000μM sucrose）を調製する。標準溶液および試料の各20μlを、透明平底96 wellマイクロプレート（キットには含まれていない）の各ウェルに添加する。*1
- 製品データシートを参照しWorking reagent（WR）を調製する。WR 80μlを各標準溶液と試料のウェルに加え、プレートをタップして混合し、室温下で60分間インキュベートする。*2
- 吸光度565 nm（520～600 nm）を測定する。*3
注意事項
- ＊1: 試料中にフルクトースが含まれている場合、各試料について、別に試料20μlを含むブランクウェルを設定して下さい。
- ＊2: 試料中にフルクトースが含まれている場合、Invertaseを加えないブランクコントロール試料を調製し、その80μlを各ブランクウェルに添加して下さい。
- ＊3: スクロース濃度が≧2,000μMの場合は、水で希釈し、測定結果に希釈率（n）を乗じて下さい。
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キット内容
- Assay buffer
- Invertase
- PMS solution
- Enzyme
- MTT solution
- Enzyme buffer
- Standard
※ キットには、透明平底96 wellマイクロプレートは含まれていません。別途ご用意下さい。比色法による測定にはマイクロプレートリーダーが必要です。
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価格
[在庫・価格 ：2024年04月28日 00時00分現在]
[在庫・価格 ：2024年04月28日 00時00分現在]
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