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タンパク質の解析に便利なキット ITSI Biosciences社 プロテオミクス前処理用製品特集

掲載日情報:2021/12/17 現在Webページ番号:46013

ITSI Biosciences社は、ゲノミクス、プロテオミクス研究用のさまざまなReady-to-useのキットの開発しています。その中から、タンパク質の解析に有用な製品群をご紹介します。

プロテオミクスの前処理ワークフロー

各項目をクリックすると製品リストをご覧いただけます。

アルブミンの除去 タンパク質の分離・抽出 総タンパク質の定量 ゲルの染色 タンパク質試料の分解の割合の確認

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アルブミンの除去

Albumin Segregation Kit-Column(ASKc)使用例

Albumin Segregation Kit-Column(ASKc)(#K-0012)使用例

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ヒト血清の1D-SDS PAGE(4~20%勾配)ゲル画像

本キットによりヒト血清をAlb(-)およびAlb(+)画分に分画し、それぞれA、Bに同条件でロードして電気泳動を行った。アルブミン(Alb)のバンドをで示した。
本キットにより、全血清から90%以上のアルブミンを除去されたことが示された。
SM:分子量マーカー、WS:全血清

品名をクリックすると製品の詳細、商品コードをクリックすると各製品の価格表をご覧いただけます。

品名 試料 使用回数 商品コード 製品の特長

Albumin Segregation Kit, Column

ヒト血清、血漿 10 samples K-0012-10 スピンカラムを用いて、試料中のアルブミンを濃縮または除去するキット。

Albumin Segregation Kit, Solvent

50 samples K-0013-50-INT 有機溶媒による沈降法により血漿・血清中のアルブミンを濃縮または除去するキット。

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タンパク質の分離・抽出

ヒト乳がん細胞株から本製品を用いて分離したタンパク質の2D-DIGE画像

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ヒト乳がん細胞株から分離したタンパク質の2D-DIGE画像

Reference, Test、Internal Standardsの各試料について、本製品を用いて分離したタンパク質50μgをシアニン色素で標識した後、ゲルにロードした。

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品名 試料 使用回数 商品コード 製品の特長
Total Protein Isolation Kit
総タンパク質抽出用キット
細胞用
<ToPI-PAGE>
10 assays K-0011-C10 ヒトの細胞および他の細胞に使用可能。
組織用
<ToPI-PAGE>
10 assays K-0011-T10 ヒトの組織および他の組織用50~100 mgの総タンパク質抽出可能。
ホルマリン固定・
パラフィン包埋切片用
<ToPI-F2>
10 assays K-0017-10-INT 約10μm厚切片の場合、5切片から約5,000~10,000μg/mlの総タンパク質が得られる。
血液細胞用
<ToPI-Blood>
10 assays K-0023-10 得られたタンパク質は、MS、ウエスタンブロット、2D-DIGEおよびSDS-PAGEなどに用いることができる。
尿用
<ToPI-U>
10 assays K-0019-10-INT 尿試料用のタンパク質の抽出および濃縮キット。尿1 mlより約200μgの総タンパク質が得られる。
植物組織/細胞用
<ToPI-P>
20 assays K-0025-20 植物組織または植物細胞用。2 ml Lysis bufferに対し、組織1 gを処理可能。
Total Protein Isolation Kit-for 2D-DIGE
二次元電気泳動(2D-DIGE)用試料調製キット
細胞用
<ToPI-DIGE>
10 assays K-0010-C10 ヒトの細胞および他の細胞(接着細胞および浮遊細胞を含む)から2D-DIGE用の試料を調製できる。
組織用
<ToPI-DIGE>
10 assays K-0010-T10 ヒトの組織および他の組織から2D-DIGE用の試料を調製できる。
Total Protein Precipitation Kit
タンパク質溶液から総タンパク質を沈降・分離するキット
タンパク質溶液
<ToPREP>
10 assays K-0016-10 タンパク質溶液から、総タンパク質を沈降、回収することができるキット。
Protein Fractionation Enrichment Kit
細胞膜、細胞質、核タンパク質分画/濃縮用キット
哺乳動物細胞/組織
<ProFEK>
20 assays K-0015-20 細胞膜、細胞質、核のそれぞれに含まれる特有のタンパク質を、超遠心分離を用いずに高い再現性で抽出および濃縮できるキット。
細胞:106~107 cells
組織:50~100 mg

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総タンパク質の定量

Total Protein Assay Kit(#K-0014)製品外観

Total Protein Assay Kit(#K-0014)製品外観

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品名 商品コード 使用回数 製品の特長
Total Protein Assay Kit
総タンパク質定量用キット
K-0014-20 20 assays 試料中の総タンパク質を、迅速かつ簡便に定量できるキット。従来のBradford方に比べてより一貫性あり、またLowry法よりも迅速に結果が得られる。
K-0014-96 96 assays
Quanti-Protein Assay Reagent(Q-Per)
Ready-to-useの総タンパク質定量用試薬
A-0010-500 500 assays 試料中の総タンパク質を分光光度計またはプレートリーダーで定量できる試薬。さまざまなバッファーに適応する。
A-0010-1000 1000 assays
Protein Assay Reagent-Nano(nQPAR)
NanoDrop ND-1000分光光度計(Thermo Scientific社)測定用のReady-to-useの総タンパク質定量用試薬
A-0012-50 50 assays NanoDrop ND-1000分光光度計(Thermo Scientific社)を使用して総タンパク質の定量を行う目的に最適化された試薬。室温保存が可能で、さまざまなバッファーに適応する。
A-0012-100 100 assays
Protein Standard Curve Reagent(PSCR)
タンパク質定量用のスタンダード
A-0011-50 50 assays Ready-to useの8段階の濃度のBSA(25~2,000μg/ml)のタンパク質定量用のスタンダード。Bradfordベースのタンパク質定量分析における検量線作製に最適で、操作の簡便化、再現性の向上や測定時間を短縮できる。
A-0011-100 100 assays

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ゲルの染色

SDS-PAGEで分離後にBioBlueで染色した心臓組織試料

SDS-PAGEで分離後にBioBlueで染色した心臓組織試料

BioBlueを使用すると、バックグラウンドが非常に低くなり、タンパク質のバンドがより見やすくなる。

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品名 使用回数 商品コード 製品の特長
BioBlue Protein Gel Stain
タンパク質染色液
500 ml A-0025-500 Coomassie G-250ベースの総タンパク質染色液。ポリアクリルアミド電気泳動において、一貫性と再現性のある染色結果が得られる。従来の Coomassie R-250またはG-250ベースの染色液に比較してバックグラウンドが減少するため、感度に優れ、低レベルで存在するより多くのタンパク質の検出が可能。メタノールや酢酸による脱色操作の必要なくゲルの切り出しが行える。ほとんどのウェスタンブロッティングにも適応する。
1,000 ml A-0025-1000

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タンパク質試料の分解の割合の確認

トリプシンによるBSAの分解の検証

ITSI PrepProtein Digestion Monitoring Kit使用

ITSIPrep Protein Digestion Monitoring Kitを使用してタンパク質の分解をモニターした結果

継時的にBSAが分解されていることが確認できる。

電気泳動の場合

電気泳動によりタンパク質の分解をモニターした結果

未分解(0時間)の時点しかBSAのバンドが観察されない。SMはタンパク質サイズマーカー。

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品名 使用回数 商品コード 製品の特長
ITSIPrep Protein Digestion Monitoring Kit
タンパク質の分解の確認用キット
10 assays K-0021-10 独自の発色色素を使用し、ゲル電気泳動の必要がなく、トリプシン消化タンパク質試料の分解を585 nmの吸光度で簡便、迅速にモニタリングすることができる。
10 assays K-0021D-10

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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