株式会社テクノリンク ライノス6000と放射線に関するFAQ

Q α・β・γ線の違いは何?

A

α線は,放射性物質がアルファ壊変と呼ばれる変化をする際に,放出される陽子2つと中性子2つからなるヘリウムの原子核の粒子のことです。β線は,放射性物質がベータ壊変と呼ばれる変化をする際に,放出される電子のことです。β線は薄い金属板で止めることができます。γ線は,不安定な状態にある放射性物質が,原子核内が安定な状態に変化する際に放出される電磁波のことです。
γ線はレントゲンで使用されるX線と同じく非常に透過力の強い電磁波で,薄い金属板も突き抜けます。

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Q シーベルトとCPMの違いは何?

A

シーベルトとは,放射線によって人体が受ける影響を数値で示すために導入された単位です。CPMとは,測定器が1分間に検知した放射線のカウント数を示した値で,Count Per Minutesの頭文字をとった略です。

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Q 1回の充電で使用できる時間は?

A

静止状態での連続使用で約150時間(6日間)です。ただし,頻繁にボタン操作や機能切換え操作を行いますと,使用可能時間は短くなります。

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Q 正しい測定方法は?

A

空間線量率測定:

1. センサーカバーを必ず装着して下さい。
2. 地表面から1 mの高さを計測します。
3. 地表面から1 mの高さで,地表面と平行にライノス6000を保持して下さい。
4. “ピッ”と鳴るまで「決定」ボタンを2秒以上押し続けて下さい。
5. そのまま2分間以上保持し,指示値を読み取って下さい。
6. 5. の値に校正定数を掛けた値を真値とします。

表面汚染測定:

1. 単位選択で「CPM」を選択して下さい。
2. バックグランド値を測定します。
センサーカバーを装着し,測定を行う位置に測定対象物を置かない状態でライノス6000 を保持し,“ピッ”と鳴るまで「決定」ボタンを2秒以上押し続けて下さい。
そのまま2分間以上保持し,指示値を読み取って下さい。
測定対象が場所や固定物の場合は,測定対象物から1 m離れた位置でバックグランド値を測定して下さい。
3. 測定対象物の表面から5 mmの距離で計測します。
4. 3. の値から 2. の値を引いたものを表面汚染(β線のみ)のCPM値とします。

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Q BGって何?

A

“バックグラウンド”といいます。背景線量率といい,放射線物体がない場合の,その場所での自然放射線量のことです。放射線は自然(宇宙・大地・食物・空気)に存在し,汚染がない通常の状態でも自然に浴びています。

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Q 食品に含まれている放射線の種類と量は測定できるか?

A

食品中の放射線は通常,非常に微弱な放射線量であり,バックグラウンド(自然放射線)から分離できないため測定できません。また,GM管の特性上,放射線の種類を特定することはできません。

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Q 飲料もしくは水分の表面汚染を測定できるか?

A

表面汚染測定は物体の表面に付着した放射性物質からの放射線を測定するものであり,液体の表面のみという状況は考えにくく,測定困難です。ただし,強い放射線は測定可能です(セシウム137は比重が1.90と,水より重いため沈みます)。

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Q フィルターの別売は?

A

「α線阻止フィルター」4枚入り1シートとして,消耗品販売可能です。

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Q GM管とは何?

A

GM管とは,「ガイガー=ミュラー計数管」といい,不活性ガスを充填した金属製円筒と,その芯に取り付けられた電極から構成されている放電管式の放射線検出器です。金属製円筒と電極間に高電圧を掛けると,通常はその電極間に電流は流れませんが,放射線がGM管を通過すると,不活性ガスの分子が電離されて電流が流れます。この電流が流れた回数を数えることで放射線量を測定します。

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Q 測定値が基準値を超えたらどうすればいいの?

A

メニューの「線量当量率アラーム」または「積算量アラーム」でアラームの設定値を変更することができます。放射線の管理基準として,以下のような目安で保護対策を取ることと報道されております。

1. 平常時:年間1 mSv以下に抑える
2. 緊急事態期:事故による被ばく量が20~100 mSvを超えないようにする。
3. 事故収束後の復旧期:年間1~20 mSvを超えないようにする。

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Q 電源を入れたあと,表示下に黒いバーがでるのはなぜ?

A

より正確な値を表示するべく,放射線量の平均化を行っており,2分間平均の経過時間を示しています。計測を始めてすぐ(電源ON後やリスタート後)は,平均化するためのデータが少なくバラつきが大きいため,黒いバーが右までいっぱいになるまでライノス6000を保持し,計測を行って下さい。

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Q 手振れ通知機能とは?

A

動きを感知し,「その場を動いているため,表示している値はあくまで目安です」という意味で通知しています。

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Q 測定音はどうして鳴るの?

A

GM管が放射線を検出するごとに音を鳴らしています。

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Q 表面汚染はなぜシーベルト表示にしないの?

A

シーベルトはγ線の空間線量率の単位です(γ線によって人体が受ける影響を数値で示すためのもの)。
表面汚染は主にβ線を測っています。物質表面の近くで検出されるβ線はγ線と性質が異なるため,空間線量率の単位であるシーベルトに換算することはできません。
β線とγ線ではGM管の感度が異なり,β線の値をシーベルト表示にしてしまうと非常に高い値になってしまいます

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Q 積算量とは,何の値を積算しているのか?

A

測定開始から今に至る(電源ONしている)間の,被ばく量(シーベルト/毎時)の積算値です。
(例)表示が0.5μSv/hの場所に,1時間居れば0.5μSvの積算被ばく量となります。

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Q 測定値はPCに同期できないの?

A

誰にでも使用できる簡単操作を重視して,単独での使用を前提に設計されているため,現機種では同期できません。なお,PCとの連携機能が追加された機種も,今後追加予定です。

X線もガンマ線と同じ電磁波ですが,原子核の外で発生するものがX線です。放射性物質から自然に出る電磁波をガンマ線と思って下さい。

年間1 mSvに対する考え方が,各自治体や組織により異なります。環境省の除染ガイドラインでは,毎時0.23μSvです。

除染に関しては,各自治体の指示に従い,適切な処置を行って下さい。上記の他,外出時のマスクや雨の日の雨カッパの着用など,可能な限り被ばくを避けて下さい。

より正確な値を表示するためには,固定観測が必要です。2分間(黒いバーが貯まるまで)はその場を動かず計測するべきです。

β線フィルタを取り付けて表面を測れば,表面近傍の空間線量率(シーベルト)は表示されます。

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