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ご要望に適した発現系を選択することができます

組換え体タンパク質の発現・精製受託サービス

組換え体タンパク質の発現・精製受託サービスです。組換え体タンパク質発現系には,それぞれ一長一短があり,1 種類の発現系のみであらゆるタンパク質を産生することは困難です。株式会社プロテイン・エクスプレスでは多岐な発現系を取りそろえており,お客様のご要望に適した発現系を選択することができます。コンストラクトの設計から産生までのトータルコンサルティングを行い,お客様のご要望に最大限対応できる柔軟なサービスを提供いたします。
また独自の技術として,標識アミノ酸を狙った位置に導入したピンポイント標識タンパク質の産生も可能です。
■ 組換え体タンパク質産生受託サービス

発現系の種類


発現系 特 長
大腸菌
E. coli
  • 多様な宿主・ベクター系が市販されており,様々なターゲットに適応できる。
  • 高発現のため安価に産生が可能。
  • 封入体を形成することがある。
ブレビス
Brevibacillus choshinensis1, 2, 3
  • タンパク質を培地中に分泌することが可能。
  • 分泌タンパク質を正しい構造で産生できる。
  • 菌体外プロテアーゼが少ないので,培養中の分解が生じない。
  • グラム陽性菌のため,エンドトキシンがない。
哺乳動物細胞
(HEK293, COS-7 等)
  • 活性型の構造を有するタンパク質が取得しやすい。
  • 糖鎖などの翻訳後修飾が可能。
無細胞翻訳系
E. coli,小麦胚芽,昆虫細胞)4, 5
  • 毒性を有するなど細胞内で産生できないタンパク質の取得が可能。
  • 界面活性剤などの各種添加剤存在下での産生が可能。
  • 直鎖のテンプレートを使用できるので,ハイスループットでの発現確認を行える。

発現系の比較


発現系 発現量 初期費用 後期費用 糖鎖修飾 S-S 結合*
E. coli × ×
ブレビス ×
哺乳動物細胞
無細胞翻訳系 ×
S-S 結合はリフォールディングで対応できる場合があります。

動物細胞での蛍光タンパク質発現例


受託作業の流れ


  1. 発現ベクターの構築(融合タンパク質,変異導入)
  2. 発現トライアル(条件検討,発現量の見積)
  3. スケールアップ産生(2. の結果より産生スケールを決定)
  4. 精製(アフィニティ,イオン交換,ゲルろ過)
  5. リフォールディング(オプション)


参考文献
  1. Tojo, H., et al., J. Biotechnol., 33, 55-62 (1994).
  2. Takimura, Y., et al., Biosci. Biotechnol. Biochem., 61, 1858-1861 (1997).
  3. Yashiro, K., et al., Protein Expr. Purifi., 23, 113-120 (2001).
  4. Seki, E., et al., Anal. Biochem., 377, 156-161 (2008).
  5. Aoki, M., et al., Protein Expr. Purifi., 68, 128-136 (2009).
■ ピンポイント標識タンパク質の産生

アンバーコドン(TAG)または 4 塩基コドン(CGGG)を用いて,非天然アミノ酸をタンパク質の特異的な位置に導入いたします。ランダムに標識されてしまう従来の化学標識法では,標識の際に活性が失われてしまう場合がありましたが,標識位置を固定することで,活性を保持した標識タンパク質を取得することができます。また,アンバーコドンと 4 塩基コドンを同時に使うことで,2 種類の非天然アミノ酸をタンパク質に同時に導入することも可能です。これにより,FRET(蛍光共鳴エネルギー移動)を用いる実験などにご利用いただけます。

標識の種類


標識の種類 標識物 用途
蛍光標識6 CR110, HiLyte Fluor 488,
TAMRA, ATTO633, ATTO655
相互作用解析,
蛍光イメージング
ビオチン標識7 Biotin, Biotin-X, Biotin-XX 配向固定
翻訳後修飾 リン酸化チロシン,メチルリジ
ン,アセチルリジン
翻訳後修飾タンパク質
合成
機能性アミノ酸8, 9, 10 PEG 化アミノ酸,架橋アミノ
酸,光異性化アミノ酸
機能性タンパク質合成
その他の標識アミノ酸についても対応いたしますので,当社受託・ 特注品業務担当(下記参照)までお問い合わせ下さい。

発現系

  • 無細胞翻訳系(E. coli,昆虫細胞)
参考文献
  1. Kajihara, D., et al., Nature Methods., 3, 923-929 (2006).
  2. Watanabe, T., et al., Biochem. Biophys. Res. Commun., 361, 794-799 (2007).
  3. Taira, H., et al., Biochem. Biophys. Res. Commun., 374, 304-308 (2008).
  4. 芳坂貴弘,『生物物理』, 47 (2), 124-128 (2007).
  5. 芳坂貴弘,『生化学』, 72 (3), 247-253 (2007).

■ご注文方法/価格

ご注文方法,お見積りなどの詳細は,当社受託・特注品業務担当(下記参照)までお問い合わせ下さい。
[掲載日情報:2010/07/20 現在]

お問い合わせ先
フナコシ株式会社 受託・特注品業務担当
[TEL] 03-5684-1645 [FAX] 03-5684-6539

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