immuno PCR 法は酵素法の検出限界下の極微量の抗原抗体反応を検出する技術です。
ELISA は簡便ですが,測定範囲の下限で微量に存在する測定物質の検出は難しく,研究分野によっては PCR 法が優先的に採用されています。immuno PCR 法は,DNA を結合させた抗体と反応させ,PCR によって増幅させて検出するため,ELISA の 100 ~ 1,000 倍という高感度な検出が可能です。
用途
- より早期かつ低変動のマーカー因子を検出する。
- 既存の ELISA 検出系の検出感度を向上させる。
- 核酸以外の因子を PCR レベルの高感度で検出する。
※マーカー検出の能力は抗体力価に左右されます。
アプリケーション
- immuno PCR
抗体の標識物を ELISA で用いている酵素から DNA に変更し,PCR 増幅産物を電気泳動により半定量します。
- Real Time immuno PCR
TaqMan probe や SYBR(R) Green を用い,リアルタイム PCR による定量測定を行ないます。
測定物質
- サイトカイン
- タンパク質
- 細菌,ウイルス
- ホルモン
- 農薬
- 環境評価のターゲット因子
など
試料
- 血液,血清,血漿,リンパ液,細胞培養上清,尿,唾液
- 環境水(海水,淡水,上下水道水)
- その他溶液(ジュース類など)
サービス内容
- 測定系カスタム構築
- 既存の ELISA 検出系の改変とプロトコル提供
- 測定系の新規構築(抗体から)とプロトコル提供
- 測定サービス
※immuno PCR ではバックグラウンドも PCR により増幅されます。そのため,ブロッキング等の条件検討にはELISA 以上に慎重な対応が必要となります。
※測定系は ELISA 用プレートではなく,PCR 用 8 連チューブを使用します(TopYield Strips : Nunc 社製など)。
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