細胞の食作用を蛍光観察するキットです。本製品では,蛍光標識したウサギ IgG でコートされたラテックスビーズを培地に添加し,食作用によって取り込まれた蛍光ビーズを,フローサイトメトリー/蛍光顕微鏡/蛍光プレートリーダーにより検出します。
※本製品は研究用です。臨床用途には使用できません。
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| | 細胞の食作用とその異常
食作用は,貪食性白血球などが外的異物やバクテリア等を取り込んで無毒化する,生体防御の最前線を担う機能です。食作用には,細胞骨格や膜輸送の変化,炎症やアポトーシス関連の情報伝達系の活性化など多くの生体現象が関与しています。多発性硬化症,アルツハイマー病,アテローム性動脈硬化症などでは,食作用機能の異常が見られます。
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- 細胞をプレートで一晩培養する。
- 各ウェルに,培地 1 ml 当たり 100 μl の Latex beads-rabbit IgG-FITC solution を添加する。
- CO2 インキュベータで 24 ~ 48 時間培養する。
- 蛍光顕微鏡(励起485 nm/蛍光535 nm)で観察する。
■ 本製品を用いた食作用の染色像
THP-1 細胞を6 ウェルプレートに播種し(1 ウェル当たり5 × 10
5 個細胞),一晩培養した。細胞を,未処置(A),0.16 μM の PMA(B),1.6 μM の PMA(C)でそれぞれ処理し,本製品で食作用を観察した。PMA 処理によって,食作用が顕著に亢進している。