ヒト血液,便,尿など生体試料中に含まれる総ホモシステイン,リゾホスファチジルコリン等を測定するアルフレッサファーマ株式会社の受託サービスです。
※ 本サービスは研究用です。臨床用途には利用できません。
総ホモシステイン 血中総ホモシステイン(tHcy)は,代謝酵素の欠損等により異常に高値となるホモシスチン尿症だけではなく,代謝酵素活性の低下,腎不全,喫煙,運動不足,加齢等によっても中等度に上昇することが報告されています。近年,この血中ホモシステインの上昇が動脈硬化の独立した危険因子として注目されています。 リゾホスファチジルコリン リゾホスファチジルコリン (LPC) は,グリセロール骨格にコリンリン酸と一つの脂肪酸が結合した,血液中に最も多く存在するリゾリン脂質です。LPC は動脈硬化に強く関係するとされる酸化 LDL の主要成分の一つと言われています。また,ある種の肝疾患や敗血症などで血中 LPC が低値になることが報告されています。 ホモシステインチオラクトナーゼ活性 ホモシステインチオラクトンはアミノアシル tRNA 合成酵素により生成されるチオラクトンです。ホモシステインチオラクトンはリジン残基を修飾することでタンパク質を変性させることから,動脈硬化の原因となる LDL の変性にも関与していると考えられます。ホモシステインチオラクトナーゼ (HTLase) は,このホモシステインチオラクトンを加水分解し,ホモシステインへと変換する酵素ですが,近年,この酵素とパラオキソナーゼが同一であることが報告されました。これまでに報告されているパラオキソナーゼの抗動脈硬化作用は,この HTLase 活性によるものである可能性が示唆されています。 スフィンゴミエリン スフィンゴミエリン(SM)は,血中の中で最も多く存在するスフィンゴ脂質で,細胞膜の重要な構成成分でもあります。冠動脈性疾患患者において血漿 SM レベルが高くなるという報告があります。 遊離コリン コリンは,ホスファチジルコリンやリゾホスファチジルコリン,スフィンゴミエリンなどの脂質や神経伝達物質であるアセチルコリンなど様々な化合物に含まれ,生体にとって極めて重要な成分です。 便中ラクトフェリン ラクトフェリン( Lf )は好中球の特殊顆粒から放出され,炎症性の消化器疾患や大腸癌で測定値の上昇が報告されています。 尿中ジアセチルスペルミン ポリアミンは細胞増殖因子の一種で,細胞内代謝によりほとんどがアセチル化され尿中に排出されます。この時見られるアセチルポリアミンの一種がジアセチルスペルミン(DiAcSpm)です。尿中 DiAcSpm は癌患者で高値となり,特に大腸癌では早期から高い陽性率を示すことが報告されています。
※血清,血漿試料の場合,必要量の約3 倍量を目安に採血して下さい。 *1一般にEDTA 処理血漿を用いることが推奨されています。 *2必ず EDTA 加血した血漿を使用し,分離後,速やかに凍結保存して下さい。 *3専用の採便容器をお送りしますので,その容器を使用して下さい。 *4プラスチック製容器で保存,搬送下さい。ガラス容器は絶対に使用しないで下さい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| [掲載日情報:2011/06/01 現在] | ||||
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