掲載されているすべての製品は研究用です。

自然免疫活性化能(マクロファージ活性化能)評価受託サービス

ご依頼の試料を用いてマクロファージを刺激した後,マクロファージの活性化を各種活性指標により,解析する受託サービスです。

■マクロファージの貪食活性試験

in vivo :ご依頼の試料をマウスに経口や腹腔内,静脈内投与し,腹腔細胞などを回収し,接着法で回収した接着細胞(マクロファージ)を用いて蛍光ラテックスビーズまたはザイモザンなどを貪食させて,貪食したマクロファージの割合,粒子数を測定します。

in vitro :マクロファージ細胞株(RAW246.7やNR8383,J774.1など)培養液中にご依頼の試料を添加して回収した細胞に蛍光ラテックスビーズまたはザイモザンなどを貪食させて,マクロファージの割合,貪食した粒子数を測定します(図1参照)。接着しただけのラテックスビーズはほぼ完全に除去されるため,非特異的な吸着による誤差がほとんどありません。

ラテックスビーズの貪食
図1:ラテックスビーズの貪食
NR8383 細胞に蛍光ラテックスビーズを貪食させた後,洗浄し,ギムザ染色をした。
矢印:ビーズ

■マクロファージのNO産生試験

  • マクロファージ細胞株(RAW246.7やNR8383,J774.1など)培養液中にご依頼の試料を添加し,24~72時間後の培養上清を回収します。一酸化窒素(NO)産生能として,上清中の亜硝酸量を,グリエス試薬を用いて測定します(図2参照)。
  • ご依頼の試料をTLR4欠損マウス(C3H / HeJ)の腹腔マクロファージや,ラットの肺胞マクロファージ,脾臓細胞などのプライマリー細胞を用いて測定することも可能です。
  • ご依頼の試料をポリミキシンBと混合し,NO産生能を測定することも可能です。
マクロファージは由来する組織により反応性が著しく異なります。

マクロファージのNO産生

図2:マクロファージのNO産生
ラット末梢血単球と肺胞マクロファージ細胞株(NR8383)のNO産生能の比較。ラット末梢血から単球を回収した。細胞にE. coli由来のLPSを各濃度(0.01~100 ng/ml)添加し24時間後の培養上清を回収した。グリエス試薬を用いて,上清中の亜硝酸量を測定した。

■マクロファージのTNF産生試験

in vivo :ご依頼の試料をマウスに皮内や腹腔内,静脈内投与し,血液(腹腔内投与の場合は腹腔洗浄液など)を回収し,血清中や腹腔洗浄液などのTNF活性を測定します。
in vitro :マクロファージ細胞株(RAW246.7やNR8383,J774.1など)培養液中にご依頼の試料を添加し,3~24時間後の培養上清を回収します。上清中のTNF量はELISAによる測定のほか,L-929細胞傷害試験による測定も承っています(図3参照)。

マクロファージのTNF産生
ラット肺胞マクロファージ細胞株(NR8383)のTNF産生能。
NR8383細胞にE. coli由来のLPSを各濃度(0.1~1,000 ng/ml)添加し3時間後の培養上清を回収した。L-929細胞傷害試験(アクチノマイシンD存在下)試験でTNF産生量を測定した。

■マクロファージの遺伝子発現解析

in vivo :ご依頼の試料をマウスに皮内や腹腔内,静脈内投与し,腹腔細胞や脾臓,肝臓からRNAを抽出し,市販のマイクロアレイを用いた網羅的発現遺伝子の解析や,各種のサイトカインなどの遺伝子発現量を,リアルタイムPCRを用いて定量します。
in vitro :マクロファージ細胞株(RAW246.7やNR8383,J774.1など)培養液中にご依頼の試料を添加し,3~24時間後の細胞からRNAを抽出し,市販のマイクロアレイを用いた網羅的発現遺伝子の解析や,各種のサイトカインなどの遺伝子発現量を,リアルタイムPCRを用いて定量します。

in vivoでのTNF産生プライミング作用解析

マクロファージの高感度活性化法として,TNF産生におけるプライミング作用を解析します。この方法はin vivoでの各種免疫賦活物質の効果を明確にできる検出力を有しています。

■測定方法

ご依頼の試料をマウスに経口や腹腔内,静脈内投与し,その3~6時間後にLPSなどを静脈内投与し,1時間後の血中のTNF量を測定します(図4参照)。

TNF産生プライミング作用
図4:TNF産生プライミング作用
マウスに糖脂質を1 ng静脈内に投与し,1.5,3,24時間後にOK-432(ビジバニール:溶連菌製剤)を1 KE(0.1mg)投与した。2時間後に採血し,血清中のTNF活性をL929細胞傷害活性(アクチノマイシンD存在下)で測定した。OK-432単独では1 unit/mlのTNF活性であったが,糖脂質1 ngの投与で,100 unit/mlにTNF産生能が増強した(プライミング作用)。

■マクロファージのサイトカイン産生試験

in vivo :ご依頼の試料を,マウスを用いて皮内や腹腔内,静脈内投与し,血清や腹腔細胞や脾臓,肝臓のホモジネート上清の各種サイトカインのタンパク質量を市販のELISAキットを用いて定量いたします。
in vitro :マクロファージ細胞株(RAW246.7やNR8383,J774.1など)培養液中にご依頼の試料を添加し,3~24時間後の上清中の,各種サイトカインのタンパク質量を市販のELISAキットを用いて定量いたします。

■ご注文方法/価格

詳細についてはお気軽に当社,受託・特注品業務担当までお問い合わせ下さい。
価格,納期等については,ご依頼内容に応じて個別にお見積りいたします。
上記以外にも各種免疫関連の受託サービスを承っています。お気軽にお問い合わせ下さい。
[掲載日情報:2011/06/13 現在]

お問い合わせ先
フナコシ株式会社 受託・特注品業務担当
[TEL] 03-5684-1645 [FAX] 03-5684-6539

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。


Copyright (C) 2009 Funakoshi Corporation., All Rights Reserved.