また,各種のテトラピロール,胆汁色素,フタロシアニン等の合成もいたしますので,お問い合わせ下さい。
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ポルフィリン類は広く動植物体の呼吸系色素の補欠分子族として見出された分子群で,上図に示すように4個のピロール環がメチン橋( −CH = )により閉環して形成されたポルフィリン環に種々の側鎖( 例えばメチル,エチル,ビニル,プロピオン酸基等 )が導入された構造を有します。ピロール環の窒素原子は金属イオンと結合しやすく,金属ポルフィリンはタンパク質と結合して生化学的に重要な役割を担っています。例えばヘモグロビン,シトクロム,カタラーゼなどには鉄ポルフィリンであるヘムまたはヘマチンが含まれ,植物の葉緑体には,マグネシウムの結合したポルフィリンであるクロロフィルがあります。ビタミンB12もポルフィリン誘導体の一例です。
ポルフィリンは生体試料中に,極めて低濃度ながらしばしば存在します。組織への沈着または生体による分泌は,何らかの代謝異常の結果である場合が多く,沈着または分泌のパターンを調べることによって,代謝異常を確認できます。
近年では,ポルフィリンの持つ可視域での強力な吸収スペクトルと癌細胞に蓄積しやすい性質から,癌細胞に光感受性物質を運び込み,レーザー光を照射して癌細胞を破壊する,Photodynamic Therapy( PDT )への応用が注目されています。














