蛍光消光現象(QP:Quenching phenomenon)を利用した核酸プローブQProbe / QPrimerの合成を承ります。リアルタイムPCRでのプローブまたはプライマーとして使用すれば,簡便に高精度な遺伝子の検出・定量が行えます。
特長
- 1つの蛍光色素を標識した1種類のプローブで1つの標的遺伝子を検出できるため,低コストです。
- プローブ配列やPCRの増幅産物の長さに制約を受けにくいため,プローブのデザインが容易で,実験系の確立が迅速です。
- 解離曲線解析により,非特異的なシグナルの識別が容易です。
- プライマーとして使用した場合,末端が蛍光標識された増幅産物が得られ,T-RFLPなどの多型解析に適用できます。
- 励起/蛍光波長の異なる4種類の蛍光標識から選択できます。
- 合成したすべてのQProbe / QPrimerについて,解離曲線解析による品質確認試験を実施しており,正常な解離曲線が得られない場合は再合成をしています。このため,合成不良による無駄な検討を未然に回避することが可能です。
※プライマー用には5'標識品,プローブ用には3'標識品または5'標識/3'リン酸化品をご指定下さい。
※標識する末端の塩基は,必ずシトシンになるように配列して下さい。
※QProbe / QPrimerは,用途により使用できるリアルタイムPCR装置およびDNAポリメラーゼに制限があります。詳細は当社受託・特注品業務担当までお問い合わせ下さい。
※QProbeによるリアルタイムPCRのデータ解析には,専用解析ソフトが必要です。QProbeの初回お届け時に無償でご提供いたします。
QProbe / QPrimerによる遺伝子の検出・定量
仕様
- 合成長:39 merまで
- 合成量:1 OD保証
- HPLC精製品
応用例
■QP法による3種のSNPの迅速同時タイピング
方法
1.
ヒトのβ2AR(β-2-adrenergic receptor)遺伝子,β3AR(β-3-adrenergic receptor)遺伝子およびUCP1(uncoupling protein 1)遺伝子に存在する3か所のSNPを同時にタイピングするためのプライマーおよびQProbeを設計した。
2.
設計したプライマーおよびQProbeを用いて,目的SNPをタイピングするための反応条件至適化を行った。
結果
1.
それぞれのSNPにおいて,各遺伝子型を明瞭に判別できる条件を確立した。3種類の蛍光色素のシグナルがお互いに干渉することなく,3種のSNPを同時に判別できた。
2.
確立した条件を用いて,50試料のSNPタイピングを行った結果,十分な再現性が得られた。
3.
50試料のタイピング結果はすべてシークエンス解析結果と一致した。
価格(39 merまで)
| 製品名 |
QPrimer |
QProbe |
| 励起/蛍光(nm) |
5'蛍光標識 |
3'蛍光標識 |
5'蛍光標識 3'リン酸化 |
| 400/450 |
QPrimer-5B ¥35,000 |
QProbe-3B ¥35,000 |
QProbe-5BP ¥40,000 |
| 500/515 |
QPrimer-5G ¥35,000 |
QProbe-3G ¥35,000 |
QProbe-5GP ¥40,000 |
| 520/555 |
QPrimer-5Y ¥35,000 |
QProbe-3Y ¥35,000 |
QProbe-5YP ¥40,000 |
| 550/580 |
QPrimer-5R ¥25,000 |
QProbe-3R ¥25,000 |
QProbe-5RP ¥30,000 |
※大量スケール合成,40 mer以上については,当社受託・特注品業務担当までお問い合わせ下さい。
ご注文方法
フナコシホームページに掲載の専用注文書に必要事項をご記入の上,販売店担当者へお渡し下さい。
製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。
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