掲載されているすべての製品は研究用です。

GeneTools 社 [オンラインオーダー可]

Morpholino アンチセンス合成受託サービス

モルフォリノアンチセンスオリゴは,従来使用されている S - Oligo などのアンチセンスの問題点( 特異性,安定性,配列決定の難しさなど )を克服した,細胞毒性のない,第三世代のアンチセンスです。
モルフォリノアンチセンスオリゴは,従来のアンチセンスの限界を克服し,培養細胞への容易な導入方法が確立 されているため,遺伝学や薬物の標的分子の研究に広く使用されています。更に,最近では,発生に関わる遺伝子の機能解析の最適なツールとしても用いられています。特に,アフリカツメガエル,ゼブラフィッシュ,ウニなどの受精卵にモルフォリノオリゴをマイクロインジェクションで導入することにより,標的遺伝子の発現を特異的に阻害でき,その使用例も数多く発表されています*1
*1:最新の情報は,GeneTools 社ホームページおよび Morpholino discussion board をご覧下さい。
オンラインオーダーも可能です。ご利用下さい。

■モルフォリノ修飾アンチセンスオリゴ鎖( Morpholino Antisense Oligo )

  • アンチセンスオリゴヌクレオチドを構成しているモルフォリノ化合物は,ヌクレアーゼ耐性であり,また安定なためオートクレーブで滅菌することも可能です。
  • モルフォリノオリゴと RNA のTm は,天然 DNA と RNA の Tm より少し高い値を示し,安定した結合を形成します( 図参照 )。
  • RNAとのアフィニティが強く,標的mRNAの二次構造にかかわらず目的の配列に結合するので,容易に有効な配列設計ができます。
  • モルフォリノオリゴは高い水溶性のため,調製が容易です。
  • 高い特異性を有します。
  • モルフォリノアンチセンスオリゴはタンパク質に対する非特異的な結合がありません。
  • mRNA のスプライシングを阻害する場合にも使用できます。premRNA のエキソンとイントロンの境界領域を標的配列として,スプライシングを阻害し mRNA の成熟を不完全にします。
  • 3' 末端を一級アミン(1°Amine),ビオチン,フルオレセイン,リサミンで標識した,標識モルフォリノオリゴ鎖の受託合成も承ります。
哺乳動物細胞への Morpholino Oligo Classic の導入には 『Endo - Porter』 のご使用をお勧めします。
各ヌクレオチドと RNA のハイブリッドの熱安定性
図.各ヌクレオチドと RNA のハイブリッドの熱安定性

各アプリケーションのモルフォリノ適用濃度
アプリケーション モルフォリノ濃度 希釈溶液
培養細胞への導入
[Endo-Porter (#Endo-P) を使用]
1〜10μM 滅菌水
培養細胞への導入
[Cell Scraper (#CS)を使用]
1〜20μM 培地
マイクロインジェクションによる
胚への導入
1〜10μM
(胚の体積1μl あたり 1 mM の
濃度で 1〜10nl インジェクション)
滅菌水
または
バッファー
無細胞翻訳系での遺伝子抑制 100〜1,000nM ライセート

■標的配列設計

1.タンパク質の翻訳を阻害する場合
タンパク質の翻訳を阻害する場合
mRNA の 5' キャップ部位から開始コドンの約 25 塩基下流までの領域を標的配列として,翻訳開始複合体を立体的に阻害します。ほとんどの場合,標的遺伝子に対して 1 つのモルフォリノオリゴをデザインするだけで非常に高い確率でタンパク質の翻訳阻害効果を示します。


2.mRNA のスプライシングを阻害する場合
mRNA のスプライシングを阻害する場合
pre - mRNA のエキソンとイントロンの境界領域を標的配列として,スプライシングを阻害し mRNA の成熟を不完全にします。ノーザンブロッティングや RT - PCR といった RNA レベルでの解析により阻害効果を確認できます。特定のスプライシングバリアントに対する発現阻害も可能です。
タンパク質の発現阻害を目的とし,RNA レベルでの解析が不要な場合は,タンパク質の翻訳を阻害するデザインをお勧めします。
ご注文の際には,スプライシング阻害を標的とする旨をお知らせ下さい。

コントロール実験用モルフォリノオリゴ鎖( Control Oligo )

1.汎用コントロールオリゴ鎖( Standard Control )
コントロール実験用の 25 - mer の Standard Control Morpholino Oligo です。

5' - CCT CTT ACC TCA GTT ACA ATT TAT A - 3'

この配列は,ヘモグロビン異常症であるサラセミアにおける赤血球β- グロビン pre - mRNA 中 705 番目の部位のスプライシング異常により生じた配列に由来し,正常細胞では,特異的標的部位や生物学的活性を有しません。

2.カスタムデザインオリゴ鎖( Custom Designed Control )Invert of Antisense
カスタム配列のコントロールオリゴ鎖が必要な方は,アンチセンスとは逆配列のオリゴ鎖を使用することをお勧めします。このオリゴ鎖は,アンチセンスオリゴ鎖と同一長,同一塩基組成であるため比較コントロールに適しています。

例) アンチセンス配列 5' -AAC GAA CGA ACG AAC GAA CGA ACG - 3'
逆配列コントロール 5' -GCA AGC AAG CAA GCA AGC AAG CAA - 3'

Antisense Containing 5 mis - pairs
厳密なコントロール実験を行いたい場合には,以下のように 5 か所にミスマッチ部位の入ったオリゴ鎖を用いることをお勧めします。ミスマッチコントロールを用いることにより,アンチセンスオリゴ鎖が実際に厳密な配列特異性を示すことが実証されます。

例) アンチセンス配列 5' -AAC GAA CGA ATG AAC GAA CGA ACG - 3'
5 mis - pairs コントロール 5' -AAC AAA TGA ACG AAC GAG CGG ACG - 3'

Sense Complement of Antisense
下記のようなセンス配列オリゴ鎖の作製もいたしますが,GeneTools 社ではモルフォリノアンチセンスのコントロール実験用としては,あまりお勧めしていません。

例) アンチセンス配列 5' -AAC GAA CGA ACG AAC GAA CGA ACG - 3'
センス配列コントロール 5' -CGT TCG TTC GTT CGT TCG TTC GTT - 3'


■ モルフォリノオリゴ鎖の細胞導入用製品

1. Endo - Porter

両親媒性のペプチドから成るトランスフェクション試薬です。エンドサイトーシスにより,モルフォリノオリゴヌクレオチド*1を 始め,ペプチド,タンパク質,抗体などを,細胞の代謝レベルや形態を変化させずに導入できます。あらかじめ導入物質とEndo - Porter の複合体を形成させる必要がなく,各々を直接培地に加えるだけで付着細胞,浮遊細胞のいずれにも導入できます。導入操作後,Endo - Porter の除去や培地交換の必要がなく,Endo - Porter が適切な濃度で培地中に存在する限り,目的物質が導入され続けます。
使用する Endo - Porter の量はロットごとに変動します。製品添付のプロトコルをご覧下さい。
*1:低分子量( M.W.:< 8 kDa )かつ負に荷電した物質の場合は,導入効率が低下します。モルフォリノオリゴヌクレオチドを導入する際は,未標識またはリサミン標識のものをご使用下さい。また,Endo-Porterによる細胞への導入には,10μMのモルフォリノオリゴヌクレオチドを使用することをお勧めします。

2. Scrape Delivery Method
モルフォリノオリゴ( Classic )を付着細胞へ導入する方法です。専用のCell Scraper*2で培養用フラスコやディッシュに付着した培養細胞を剥がします。その際に生じた細胞膜上の微小な傷からアンチセンスオリゴを導入する物理的方法です。
*2:多くのCell Scraperが市販されていますが,剥離処理で細胞に重大なダメージを与えるものが少なくありません。GeneTools社では,細胞への物理的影響の少ない,良質の製品を提供しております。

■価 格

配列設計の有無による価格差はありません
  • モルフォリノアンチセンスオリゴの配列設計はホスホロチオエートオリゴ( S - Oligo )等の配列設計とは大きく異なります。可能な限り GeneTools 社に配列設計から依頼されることをお勧めいたします( 配列はご購入時にお知らせいたします )。
  • 一級アミン,ビオチン,フルオレセイン,リサミンで3'末端を標識した標識モルフォリノオリゴ鎖の受託合成も承ります。
Gene Tools 社では設計した配列に関して,BLAST等によるホモロジー検索は行っていませんのでご注意下さい。

Morpholino Antisense Oligo,Custom Designed Control
品名 包装 価格(¥)
Morpholino Antisense Oligo, Classic( 18 〜 25 mers ) 300 nmol 68,000
1,000 nmol 152,000

標識追加料金( Morpholino Antisense Oligo,Custom Designed Control共通 )
品 名 価格(¥)
300 nmol 1,000 nmol
1° Amine on 3' 22,000 34,000
Biotin on 3' 22,000 34,000
Fluorescein on 3' 22,000 34,000
Lissamine on 3' 22,000 34,000
Morpholino Antisense Oligoと,3 種類のCustom Designed Control( Invert of Antisense Oligo,Antisense with 5 mis - pairs,Sense Complement of Antisense Oligo )の価格は共通です。
■Standard Control( Negative Control )
在庫 : 2012年02月10日 12:15 現在
メーカー商品コード品名包装価格(¥)在庫保存
条件
詳細
情報
 説明文法規制等
掲載カタログ
GTLSC100Standard Control Oligo, Classic100nmol17,0002個以上室温 
別包装品あり  
総合カタログBS [試薬・受託] 2009-2010 (p. 44)
遺伝子工学 研究用試薬・機器 2004 (p. 612)
試薬ニュース 2006年 8月15日号 (No.369) (p. 7)
試薬ニュース 2006年 5月15日号 (No.363) (p. 4) 
GTLSC300Standard Control Oligo, Classic300nmol51,0001個室温 
別包装品あり  
総合カタログBS [試薬・受託] 2009-2010 (p. 44)
遺伝子工学 研究用試薬・機器 2004 (p. 612) 
GTLSC1000Standard Control Oligo, Classic1000nmol152,000お問合せ室温 
別包装品あり  
総合カタログBS [試薬・受託] 2009-2010 (p. 44)
遺伝子工学 研究用試薬・機器 2004 (p. 612) 
GTLSC300Standard Control Oligo, Classic3x100nmol51,000お問合せ室温 
  
 
GTLSCF100Standard Control Oligo, Classic, Carboxyfluorescein Conjugate100nmol26,000お問合せ室温 
別包装品あり  
総合カタログBS [試薬・受託] 2009-2010 (p. 44)
遺伝子工学 研究用試薬・機器 2004 (p. 612)
試薬ニュース 2006年 8月15日号 (No.369) (p. 7)
試薬ニュース 2006年 5月15日号 (No.363) (p. 4) 
GTLSCF300Standard Control Oligo, Classic, Carboxyfluorescein Conjugate3x100nmol76,000お問合せ室温 
  
 
GTLSCF1000Standard Control Oligo, Classic, Carboxyfluorescein Conjugate1000nmol185,000お問合せ室温 
別包装品あり  
総合カタログBS [試薬・受託] 2009-2010 (p. 44)
遺伝子工学 研究用試薬・機器 2004 (p. 612) 
GTLSCL100Standard Control Oligo, Classic, Lissamine Conjugate100nmol26,000お問合せ室温 
  
総合カタログBS [試薬・受託] 2009-2010 (p. 44)
遺伝子工学 研究用試薬・機器 2004 (p. 612)
試薬ニュース 2006年 8月15日号 (No.369) (p. 7)
試薬ニュース 2006年 5月15日号 (No.363) (p. 4) 
GTLSCL300Standard Control Oligo, Classic, Lissamine Conjugate3x100nmol76,000お問合せ室温 
  
 
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Standard Controlは,単独でのご購入も可能です。上記商品コードでご注文下さい。
■Positive Control( Classicのみ)
在庫 : 2012年02月10日 12:15 現在
メーカー商品コード品名包装価格(¥)在庫保存
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詳細
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 説明文法規制等
掲載カタログ
GTLDrCChordin, Danio rerio, Positive Control Oligo, Classic, Carboxyfluorescein Conjugate100nmol26,000お問合せ室温 
  
総合カタログBS [試薬・受託] 2009-2010 (p. 44)
遺伝子工学 研究用試薬・機器 2004 (p. 612)
試薬ニュース 2006年 8月15日号 (No.369) (p. 7)
試薬ニュース 2006年 5月15日号 (No.363) (p. 4) 
GTLXlBCβ-Catenin, Xenopus laevis, Positive Control Oligo, Classic, Carboxyfluorescein Conjugate100nmol26,000お問合せ室温 
  
総合カタログBS [試薬・受託] 2009-2010 (p. 44)
遺伝子工学 研究用試薬・機器 2004 (p. 612)
試薬ニュース 2006年 8月15日号 (No.369) (p. 7)
試薬ニュース 2006年 5月15日号 (No.363) (p. 4) 
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Positive Control は,単独でのご購入も可能です。上記商品コードでご注文下さい。
■導入用製品
在庫 : 2012年02月10日 12:15 現在
メーカー商品コード品名包装価格(¥)在庫保存
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掲載カタログ
GTLCSCell Scraper (for Scrape Delivery)20pieces9,000お問合せ 
  
総合カタログBS [試薬・受託] 2009-2010 (p. 44)
遺伝子工学 研究用試薬・機器 2004 (p. 612)
試薬ニュース 2005年 3月 1日号 (No.334) (p. 19)
試薬ニュース 2005年 1月合併号 (No.331) (p. 22) 
>> 注文書内容を見る
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Check!
      モルフォリノオリゴの導入試薬 「Endo - Porter」
両親媒性のペプチドから成るトランスフェクション試薬です。エンドサイトーシスにより,モルフォリノオリゴヌクレオチドを始め,ペプチド,タンパク質,抗体などを,細胞膜を損傷せずに導入できます。
導入用製品は,単独でのご購入も可能です。

■ご 注 文

専用注文書( Order Form A:おまかせ設計 またはB:配列指定 )に必要事項をご記入の上,販売店担当者へお渡し下さい。
Morpholino オリゴアンチセンス専用注文書 A:おまかせ設計 約620 KB
Morpholino オリゴアンチセンス専用注文書 B:配列指定 約610 KB

Morpholino アンチセンスの配列設計は,ホスホロチオエートオリゴ( S - Oligo )等の配列設計とは大きく異なります。配列設計のための Targeting Guideline を必ずご覧下さい。
Morpholino オリゴアンチセンス Targeting Guideline 約45 KB
Gene Tools 社では設計した配列に関して,BLAST 等によるホモロジー検索は行っておりませんのでご注意下さい。

専用注文書ご記入の際は,以下の点にご注意下さい。
  1. Name for Oligo( 試料名 )は,製品のチューブラベルに表示される名称です。
    お客様が識別しやすい名称を英数字5〜15文字で必ずご記入下さい。
    記入する文字は誤読のないように,ブロック体で丁寧に記入して下さい。
  2. “ Gene Name ”には,遺伝子名を英語で,“ Species ”には,その遺伝子が由来する種名を英語で必ずお書き下さい。
  3. アンチセンスおよびコントロールには標識の種類を必ず指定して下さい。
    Control Oligo についての詳細はこちらへ
  4. Order FormA:おまかせ設計では以下の項目にご注意下さい。
    • GenBankまたはEMBLのAccession Numberが分かる場合は,該当するNumberをご記入下さい。その際,ご指定の Accession Numberの塩基配列情報にmRNAの翻訳開始点上流の配列情報が含まれていることをご確認下さい。
    • 未公開の遺伝子配列を標的とする場合には,注文書の“ Unpublished sequence ”の欄にチェックして下さい。この場合は,塩基配列を半角英数字のみのテキストファイルとして,電子メールまたは3.5インチ・フロッピーディスクでお送 り下さい。なお,お預かりしたディスクはお返しできませんのでご了承下さい。
    • 開始コドンはカッコ( ATG )で表示して下さい。また,付帯情報( コーディング領域,エキソン/イントロンの境界,プロモーターサイト等 )がある場合は,ファイル中に必ず英語(半角)でご記入願います( 塩基配列中には書き込まないで下さい )。

従来,哺乳動物細胞(浮遊細胞および付着細胞)への導入にお勧めしていた,Special Delivery Oligo は販売を中止させていただきましたが,継続して使用されているお客様に限りご注文を承ります。Special Delivery Oligo をご希望のお客様は,注文書にその旨をご記入下さい。
正確な受注のため,標的遺伝子1種類につき1枚の注文書にご記入下さい。
注文書に必要事項をご記入の上,販売店担当者へお渡し下さい。
フナコシホームページからのオンラインオーダーも可能です。詳細はお問い合わせ下さい。
[掲載日情報:2007/12/31 現在]

お問い合わせ先
フナコシ株式会社 受託・特注品業務担当
[TEL] 03-5684-1645 [FAX] 03-5684-6539

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。


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