私たちフナコシのライフサイエンスの歴史は,今から45年前に遡ります。事業開始,それは米国で,現社長である船越龍彌が,化学物質を簡単に分析できる薄層クロマトグラフィー用結晶セルロース「アビセルSF」に注目したことが大きな契機でした。時をほぼ同じくしてフナコシが販売したのが,アビセルSFを使用した食用色素検出キットです。当時,食品添加物が社会問題になっていたため,その検査が簡単に行える製品は各方面からの脚光を浴び,高い評価を受けました。
この二つの出来事が,私たちフナコシのライフサイエンスの起源で,日本におけるパイオニアとして記した,確かな第一歩でした。以来,医薬品の専門商社として長年培ってきたノウハウを駆使し,最先端のバイオ技術や海外の情報などを日本に紹介する重要な役割を担い,医薬品工業をはじめ,発酵・食品工業,農・畜産・水産業などの基礎研究・応用研究に欠かせない試薬や機器を手がけてきました。
これらの経験は,自らが一段と飛翔する一助になり,社内に研究室を設立し,大学や企業の研究室と提携しての共同研究と新製品の開発にも積極的に取り組んでいます。
また,紫外線を応用した技術にも早くから注目。殺菌水製造装置や各種検査機器,ドライ洗浄装置などを,エレクトロニクス,医薬・化粧品,食品などの分野へと送り出しています。
これらすべてのジャンルを含めて,取扱品目は全部で4万5千種類以上となり,取り扱うセクションもフナコシ薬品株式会社の化学薬品部門からサイエンス事業部へ,更に1990年7月からはフナコシ株式会社へと受け継がれています。










