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ヒストンコード(Histone Code)関連抗体 抗ヒストン抗体

掲載日情報:2017/12/01 現在Webページ番号:8987

ヌクレオソームはクロマチンの基本的構成単位で、4種類のヒストン(H2A、H2B、H3、H4)から成るヒストン8量体にDNAが巻きついた構造をしています。ヒストンは、DNAをパッケージングするという役割に加え、DNAのアクセシビリティを調節することにより、遺伝子制御にも重要な役割を果たしています。ヒストンの翻訳後修飾により、DNAやその他の核タンパク質との相互作用が制御され、可逆的な遺伝子発現に影響を及ぼします。ヒストン修飾の種類として、メチル化、アセチル化、リン酸化、ユビキチン化、SUMO化、シトルリン化、ADPリボシル化が主に知られています。ヒストンの配列中、どの部位がこれらの修飾を受けるかによって、周囲の遺伝子発現は活性化または抑制されます。こうしたヒストンの翻訳後修飾部位の組み合わせと遺伝子発現への影響は「ヒストンコード(Histone Code)」仮説と呼ばれています。

GeneTex社 抗ヒストン抗体をまとめてご紹介しているフライヤー(英語版)

抗ヒストン抗体製品ラインナップ

ヒストンの部位を選択していただくと、該当する抗体製品リストが表示されます。免疫動物や交差性、適用を選択して、ご希望の製品を絞り込むこともできます。

Histone H1
Histone H2A
Histone H2B
Histone H3
Histone H4

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抗ヒストン抗体の使用例

■抗Histone H1抗体

左:抗Histone H1.2抗体(#GTX122561)を使用した免疫染色像
中:抗Histone H1.2抗体(#GTX122561)を使用した蛍光染色像
右:抗Histone H1.4(phosho Ser35)抗体(#GTX121669)を使用したウェスタンブロッティング像

■抗Histone H2A抗体

左:抗Histone H2A.X抗体(#GTX108272)を使用した蛍光染色像
中:抗Histone H2A.Z抗体(#GTX108298)を使用した免疫染色像
右:抗Histone H2A.X(phosho Ser139)抗体(#GTX127340)を使用したウェスタンブロッティング像

■抗Histone H2B抗体

左:抗Histone H2B(acetyl Lys5)抗体(#GTX128963)を使用した蛍光染色像
中:抗Histone H2B type 1D抗体(#GTX115955)を使用した免疫染色像
右:抗Histone H2B(acetyl Lys20)抗体(#GTX128962)を使用した蛍光染色像

■抗Histone H3抗体

左:抗Histone H3抗体(#GTX122148)を使用した免疫染色像
中:抗Histone H3(phospho Ser10)抗体(#GTX128116)を使用したウェスタンブロッティング像
右:抗Histone H3(di-Methyl Lys4)抗体(#GTX121915)を使用したChIP解析結果

■抗Histone H4抗体

左:抗Histone H4(acetyl Lys8)抗体(#GTX128957)を使用した蛍光染色像
中:抗Histone H4(acetyl Lys5/Lys8/Lys12/Lys16)抗体(#GTX122653)を使用した免疫染色像
右:抗Histone H4(trimethyl Lys20)抗体(#GTX128960)を使用した蛍光染色像

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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