HOME> 試薬> 細胞培養> 細胞培養一般試薬> その他の細胞/組織培養関連製品> 架橋コラーゲンシート

細胞培養用基材や細胞移植用のキャリアとして有用です 架橋コラーゲンシート

掲載日情報:2023/09/20 現在Webページ番号:8558

生体内のコラーゲンと同等の線維構造を保持したまま、高密度に圧縮したシートです。培養後も強度を保つため、細胞培養用基材や細胞移植用のキャリアとしてご使用いただけます。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。


架橋コラーゲンシート

特長

  • 高度に精製したコラーゲン(純度95%以上)が原料です。
  • シート上での細胞培養が可能です。
  • 培養後も高い強度を保ち、容易に破れません。
  • ラット皮下に対する埋植試験では、約8週間で吸収されます。

シート上での細胞培養に用いる場合、本製品は光透過性が低いため、細胞を観察する際には蛍光染色法での観察が必要です。


目次に戻る

シート上での培養実績がある細胞

これまでに、下記の細胞において細胞接着を確認し、増殖が認められています。

  • ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)
  • 正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)
  • ヒト肺胞基底上皮腺がん細胞(A549)
  • ヒト乳腺がん細胞(MCF-7)

目次に戻る

製品概要

  • 概要:架橋処理を加えたコラーゲン線維シート
  • 原料:ブタ真皮由来ペプシン可溶化コラーゲン
  • サイズ:直径1.2 cm、厚み約0.2 mm
  • 滅菌処理:EOG滅菌処理済み

目次に戻る

ラット皮下組織に対する埋植試験の例

ラット皮下組織に埋植2週間後
ラット皮下組織に埋植4週間後
ラット皮下組織に埋植8週間後
ラット皮下組織に埋植12週間後

本製品のラットへの皮下埋植において、埋植初期には周囲組織に線維化や炎症細胞の湿潤が認められ、貪食が進んだ結果、早い個体では約8~12週間後にコラーゲンシートが完全に消失します。


目次に戻る

使用方法の例(コラーゲンシート上での細胞培養)

コラーゲンシート上での細胞培養の使用方法

目次に戻る

細胞培養の例

血管内皮細胞の培養結果

血管の内側にいる細胞(内皮細胞)をコラーゲンシートの上で培養


培養2週間目(細胞を緑色に光らせた写真)

内皮細胞をコラーゲンシートの上で培養

皮膚線維芽細胞の培養結果

真皮でコラーゲンを作る細胞(線維芽細胞)をコラーゲンシートの上で培養

培養2週間目(細胞を緑色に光らせた写真)

線維芽細胞をコラーゲンシートの上で培養

上記いずれの例でも、コラーゲンシート上でしっかりと接着し、培養できています。


目次に戻る

価格

[在庫・価格 :2024年04月19日 17時15分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
架橋コラーゲンシート(ブタ真皮ペプシンΦ12×0.2) 6枚入り
2~3週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
生体内コラーゲンと同等の線維構造を保持したまま高密度に圧縮したシート。細胞培養用基材や細胞移植用のキャリアとして使用できる。
法規制等
保存条件 法規備考
掲載カタログ

製品記事 コラーゲン試薬
関連記事

[在庫・価格 :2024年04月19日 17時15分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

架橋コラーゲンシート(ブタ真皮ペプシンΦ12×0.2) 6枚入り

文献数: 0

説明文 生体内コラーゲンと同等の線維構造を保持したまま高密度に圧縮したシート。細胞培養用基材や細胞移植用のキャリアとして使用できる。
法規制等
保存条件 法規備考
掲載カタログ

製品記事 コラーゲン試薬
関連記事


目次に戻る

お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。