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BIOCARE Medical社の免疫染色試薬および機器 免疫染色試薬および機器特集

掲載日情報:2014/01/16 現在Webページ番号:8382

免疫染色実験に必須な試薬および機器をご紹介いたします。BIOCARE Medical社では、HRP(ペルオキシダーゼ)およびAP(アルカリホスファターゼ)発色系の多くの酵素標識ポリマー試薬を揃えています用途によりお選び下さい。

MACH 1/2/3/4 Polymer Detectionシリーズ

BIOCARE Medical社独自の酵素ポリマーを用いた、ホルマリン固定/パラフィン包埋切片用の免疫組織染色システムです。検出系にビオチンを使用しないため、内因性ビオチンのブロッキングは不要です。操作ステップ数が少なくて済み、高感度かつ低バックグラウンドの染色が行えます。
詳細は「MACH 1/2/3/4 Polymer Detectionシリーズ」の記事をご覧下さい。

適用と特長 シリーズ名
MACH 1 MACH 2 MACH 3 MACH 4
マウス由来一次抗体用
ウサギ由来一次抗体用
マウス/ウサギ由来一次抗体共通(Universal)
HRP(ペルオキシダーゼ)発色系
AP(アルカリホスファターゼ)発色系
染色法 マウス一次抗体の場合 ウサギ一次抗体の場合 ポリマー プローブ&ポリマー マウス一次抗体の場合 ウサギ一次抗体の場合
プローブ&ポリマー ポリマー プローブ&ポリマー ポリマー
2ステップ 1ステップ 1ステップ 2ステップ 2ステップ 1ステップ
インキュベーション時間 プローブ 15分 10分 5~15分
ポリマー 30分 30分 30分 10分 10~15分 30分
感 度 ++ +++ ++++ ++
一次抗体の希釈倍率 1:50~1:100 1:100~1:200 1:300~1:400 1:50~1:100

MACH 4は、一次抗体がウサギ由来抗体の場合、MACH 3よりも感度が低くなります。抗体およびポリマーのインキュベーション時間を延長する必要があります。
MACH 1以外の製品は、発色基質が含まれていません。発色基質については、「各種酵素基質」の記事をご覧下さい。
対比染色液は含まれていません。下記関連製品をご参照下さい。

■ 染 色 例(MACH 1Polymer Detection)

ABC法とMACH 1を用いた腎臓組織のネガティブコントロール染色

腎臓組織のネガティブコントロール染色

一次抗体を使用せず、ABC法とMACH 1それぞれを用いてネガティブコントロール染色を行った。いずれも内因性ビオチンのブロッキング処理は行っていない。
左:ABC法による染色。内因性ビオチンによるバックグラウンド染色(茶色)が見られる。
右:MACH 1による染色。バックグラウンドはほとんど見られない。

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MACH 2 Double Stain Polymer Detection Reagent

BIOCARE Medical社が独自に開発した酵素マイクロポリマーMACH 2を用いた、免疫組織二重染色用の試薬です。マウス由来、ウサギ由来の各一次抗体に対するMACH 2 Polymer二次抗体があらかじめ混合されており、1枚の試料スライド上にある2種類の一次抗体と同時に反応させることができます。
詳細は「MACH 2 Double Stain Polymer Detection Reagent」の記事をご覧下さい。

■染色例

MACH 2を用いたメラノーマの染色像

メラノーマの染色像

Pan Melanoma+Ki-67抗体カクテル(#APR362DS)とMACH 2 Double Stain Polymer Detection Reagent #1を用いて、メラノーマを染色した。
抗Ki-67抗体:茶(DAB染色)
抗MART-1抗体、抗Tyrosinase抗体:赤(Fast Red 染色)

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PromARK HRP / AP-Polymer Detection Reagent

マウスおよびラットの組織染色に適した酵素標識ポリマー試薬です。標識酵素はペルオキシダーゼ(HRP)とアルカリホスファターゼ(AP)の2種類があり、一次抗体の免疫動物と切片の動物種に応じて、多数のラインナップからお選びいただけます。
詳細は「PromARK HRP / AP-Polymer Detection Reagent」の記事をご覧下さい。

■染色例

PromARK HRP / AP-Polymer Detection Reagentマウス脾臓組織の染色像

抗体:ウサギ抗マウスCD3抗体
試料:マウス脾臓組織
検出:Rabbit-on-Mouse AP-Polymer Reagent(#RMR625)

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RISH Detection System

独自のDNAプローブを用いた発色法によるRapid in situ Hybridization(RISH)システムです。ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織切片における標的mRNAの発現、または標的DNAの存在を迅速かつ簡便に検出できます。
詳細は「RISH Detection System」の記事をご覧下さい。

■染色例

RISH Detection Systemを用いたヒト肺組織切片

ホルマリン固定パラフィン包埋したヒト肺組織切片をCMV Probe(#BRR0011T)およびHRP Detection Kit(#BRR0207KG)を用いて検出した。

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Starr Trek Universal HRP Detection Kit

マウスおよびウサギ由来一次抗体の両方を認識する、ビオチン標識ユニバーサル二次抗体を使用した免疫染色用キットです。HRP標識ストレプトアビジンとDAB基質も含まれており、発色まで行うことができます。また、別売りのアルカリホスファターゼ標識ストレプトアビジンと組み合わせることも可能です。
詳細は「Starr Trek Universal HRP Detection Kit」の記事をご覧下さい。

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各種酵素基質

ペルオキシダーゼ(HRP)またはアルカリホスファターゼ(AP)用の各種酵素基質です。反応生成物は鮮やかな発色を呈し、光学顕微鏡で観察できます。
詳細は「各種酵素基質」の記事をご覧下さい。

■ 染色例

免疫組織染色に有用なHRP / AP用酵素基質 各種酵素基質

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Ion-Exchange Decal Unit (I.E.D Unit)

骨試料の細胞構造や抗原性を維持したまま、迅速にカルシウムを脱灰するReady-to-useの試薬です。骨、特に骨髄の免疫組織染色を行う際、固定後の組織を本試薬で処理することにより、優れた染色結果が得られます。
詳細は「Ion-Exchange Decal Unit (I.E.D Unit)」の記事をご覧下さい。

イオン交換樹脂を使用した骨試料の脱灰試薬 Ion - Exchange Decal Unit

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免疫染色関連機器

免疫染色実験をサポートする機器製品です。各製品の詳細については、製品画像をクリックして下さい。

組織染色スライド乾燥用オーブンDesert Chamber Pro

組織染色スライド乾燥用オーブン
Desert Chamber Pro

免疫組織染色用の抗原賦活化装置 Decloaking Chamber NxGen

抗原賦活化装置
Decloaking Chamber NxGen


小型の手動式組織スライド染色装置IQ Kinetic Slide Stainer

小型の手動式組織スライド染色装置
IQ Kinetic Slide Stainer


免疫染色関連機器のお問い合わせについて

免疫染色関連機器の技術的なお問い合わせについては、下記までお願いいたします。

テクニカルサポート 機器・消耗品担当

TEL:03-5684-1619
FAX:03-5684-5643
MAIL:kiki@funakoshi.co.jp

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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