試薬記事カテゴリー

490 BioTech, Inc.
490 バイオテック / 490 BioTech, Inc.
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[掲載日情報:2017/10/15 現在]

フナコシニュース連載企画 「FRONTIERS」 490 BioTech社の紹介

Frontiers

Vol. 18 発光基質の添加は不要!

           恒常的ルシフェラーゼ発光細胞


490 BioTech 社は,発光基質が不要な生物自らが発光する技術を完成させたテネシー大学の研究者グループによって,2011 年に設立したメーカーです。今回は同社のChief Operating Officer であるDr. Steven Ripp に発光基質不要の自家発光ヒト細胞株についてお話を伺いました。  

Frontiers_BTH_COO



発光基質を必要としない細胞株

従来の技術では,ルシフェリンなどの基質を繰り返し細胞に添加したり,実験動物へ複数回注射したりする必要がありました。基質などの外因性を細胞・実験動物に与えることになる上,基質のコストがかさんだり基質を添加してから発光シグナルが得られるまで待たなければならなかったりしました。また,エンドポイントアッセイを行う場合,コストや倫理面の問題もありました。しかし,我々は,ルシフェリンなどの基質を細胞内で自己発現させることに成功し,上記の問題を解決できると考え製品化しました。
この技術により,細胞および実験動物に基質を何度も添加/投与する必要がなくなるため時間やコストが削減でき,更に細胞または動物の生存期間中,好きな時に好きなだけ,ストレスを与えることなくデータを得ることができます。これにより,細胞の状態や代謝活性の変化をリアルタイムで可視化する技術を研究者に提供することができました。
 

Frontiers_実験結果



世界中のお客様に

我々の製品は現在,ハイスループットでデータ集約型の創薬毒性試験に取り組んでいる製薬会社や,CRO(医薬品開発業務受託機関)のお客様に使用いただいています。また,再生医療や脳イメージング,三次元イメージング,オーダーメイド医療の研究者や,バイオアッセイや生体イメージングを用いた基礎研究,応用研究,前臨床研究をされている大学・政府研究機関の方々など幅広いお客様にも使用いただいています。  

日常

お得意様

将来に向けて

我々490 BioTechの目標は,薬物安全性・薬効の効果的な評価や新たなオーダーメイド医療・再生医学療法に有用なバイオアッセイ(in vitro / in vivo)を保管するような,幹細胞を含む自家発光ヒト細胞株やモデル生物の豊富なラインナップを取りそろえることです。



490 BioTech社の製品

ルシフェリンがいらないルシフェラーゼアッセイ
Autobioluminescent Human Cell Line(自家生物発光性細胞株)

従来のホタル(fLuc)またはウミシイタケ(rLuc)を用いたルシフェラーゼ発光システムでは,検出にルシフェリンを添加する必要があります。490Biotech社は,バクテリア由来のルシフェラーゼ(lux)遺伝子および発光に必要な補因子などの6種類の全遺伝子を,単一ベクターを用いてヒト細胞内で発現させることで,発光基質の添加が必要ないユニークな自家生物発光システムを開発しました。このシステムを用いることにより,外来の化学発光基質や蛍光物質が必要になる場合とは異なり,細胞への影響を与えずに発光シグナルの継続的なモニタリングが可能になります。

自家生物発光反応経路

Autobioluminescent Human Cell Line(luxシステム)の自家生物発光反応経路

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