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エネルギー・糖代謝/酵素活性/腫瘍・疾患研究/創薬研究に! BioAssay Systems社 アッセイキット選択ガイド/製品リスト

掲載日情報:2022/12/26 現在Webページ番号:80999

BioAssay Systems社のアッセイキット選択ガイドです。創薬、生物科学において、血液、尿化学、エネルギー代謝、酵素活性、イオンアッセイ、酸化ストレス、シグナル伝達といった広域な研究分野をカバーしています。

製品外観
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アッセイキットをお探しの方
右の項目をClick!
アッセイキット選択表: カテゴリー、測定対象、検出方法などをプルダウンメニューで指定して製品の絞り込みを行うことができます。
アッセイキット製品リスト:
(アルファベット順)
測定対象をアルファベット順のリストを見て選択することができます。

GoGreen画像 BioAssay Systems社では、2018年1月1日より緑化推進のために製品へのプロトコルの添付を廃止しました。各製品のプロトコルについては、メーカーホームページよりダウンロードしてご利用下さい。

BioAssay Systems社とは

会社概要

BioAssay Systems社は、2003年に米国のサンフランシスコ州の湾岸エリアに創設され、以来20年以上に渡り、200を超える創薬および生物科学のためのアッセイキットを提供しているメーカーです。創設者は50年以上の近代的な創薬における豊富な経験を有しているほか、それぞれの分野のエキスパートが製品開発に当たっています。BioAssay Systems社のアッセイキットは、操作が非常に簡便化されている一方で、高いパフォーマンスとハイスループット(HST)アッセイへの適応性を兼ね備えており、多くの研究者に支持されています。

企業理念

BioAssay Systems社では、以下の項目に力点を置いて、アッセイキットの開発を行っています。

  • 基礎研究の革新
  • 研究用ツールへの利便性の向上
  • 簡単で、正確性と利便性の高いアッセイキット
  • 生物化学と細胞ベースアッセイに注力する

製品ポートフォリオ

BioAssay Systems社のアッセイキットは、創薬、生物科学において、以下に挙げるように広域な研究分野をカバーしています。

  • 血液、尿化学
  • エネルギー代謝
  • 酵素活性
  • イオンアッセイ
  • 酸化ストレス
  • シグナル伝達
  • HTS用試薬

アッセイフォーマットと検出方法

BioAssay Systems社のキットのアッセイフォーマットの多くはHTSや自動分析にも適応する96 wellプレートアッセイが中心になっていますが、一部のキットではキュベットや384 wellプレートアッセイでも利用が可能です。検出方法は、一般的な比色分析に加えて、高い感度が得られる蛍光分析や化学発光など多岐にわたります。また、フィールドにおける食品、飲料、および環境水試料などの分析に有用なテストストリップの製品もあります。

トレーニングビデオ(約21分)

以下に紹介するビデオでは、下記項目にあるようなBioAssay Systems社の会社説明とアッセイキット製品をご利用いただく上での原理やヒントが解説されています。

  • 会社説明
  • 比色、蛍光、化学発光の原理
  • 合成基質
  • NAD(P)H/MTTアッセイの原理
  • H2O2アッセイの原理
  • ルシフェラーゼ/ルシフェリンアッセイの原理
  • キット内容
  • 標準試料、内部標準、キャリブレーター
  • 試薬の調製
  • 乾燥酵素と再構成
  • Working reagent(WR)
  • 試料の調製
  • プレートのインキュベーション
  • エンドポイントとカイネティック測定


目次に戻る

アッセイキット選択表

下記フォームからアッセイキットを絞り込むことができます。商品コードをクリックすると価格表を、測定対象をクリックすると製品の詳細をご覧いただけます。
製品が表示されない場合は該当製品がございませんので、その絞込み項目は「指定しない」をご選択下さい。


商品コード カテゴリー 測定対象 測定方法(測定波長)
C2LD-100 ハイスループット解析用キット 細胞毒性(乳酸脱水素酵素) 比色法(500 nm)
CQBL-05K ハイスループット解析用キット 細胞増殖・障害活性(5,000 assays) 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:590 nm)
CQBL-10K ハイスループット解析用キット 細胞増殖・障害活性(10,000 assays) 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:590 nm)
CQMT-500 ハイスループット解析用キット 細胞生存率 比色法(570 nm)
D2DH-100 血液・尿化学因子/酵素活性 乳酸デヒドロゲナーゼ 比色法(565 nm)
D2NO-100 酸化ストレス関連因子 一酸化窒素 比色法(540 nm)
D2PD-100 酵素活性/酸化ストレス関連因子 ペルオキシダーゼ 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
DACE-100 血液・尿化学因子/酵素活性 アセチルコリンエステラーゼ 比色法(412 nm)
DACP-100 血液・尿化学因子/酵素活性 酸性ホスファターゼ 比色法(405 nm)
DCAR-100 生物学的試料 カルボニル基&カルボニル化タンパク質 比色法(375 nm)
DADH-100 血液・尿化学因子/酵素活性 アルコールデヒドロゲナーゼ 比色法(565 nm)
DAGD-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 α-グルコシダーゼ 比色法(405 nm)
DALP-250 血液・尿化学因子/酵素活性 アルカリホスファターゼ 比色法(405 nm)
DAMA-100 酵素活性/代謝関連因子 α-マンノシダーゼ 比色法(405 nm)
DARG-100 血液・尿化学因子/酵素活性 アルギナーゼ 比色法(430 nm)
DATG-200 酵素活性/ハイスループット解析用キット ATPase/GTPase 比色法(620 nm)
DBGD-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 β-グルコシダーゼ 比色法(405 nm)
DBIO-100 食品・飲料成分分析/生物学的試料 ビオチン化タンパク質 比色法(500 nm)
DBOR-100 土壌・環境水分析/植物成分 ホウ素 比色法(420 nm)
DCRM-250 陽イオン・陰イオン 六価クロム 比色法(480 nm)
DCS3-100 酵素活性/酸化ストレス関連因子/ハイスループット解析用キット カスパーゼ-3 蛍光法(励起:400 nm/蛍光:490 nm)
DCUT-100 代謝関連因子 コレステロール取り込み 蛍光法(励起:485 nm/蛍光:535 nm)
DDTR-100 土壌・環境水分析/生物学的試料 界面活性剤(洗剤) 比色法(560 nm、650 nm)
DFAN-100 食品・飲料成分分析 遊離アミノ態窒素 比色法(575 nm)
DFFU-100 代謝関連因子 長鎖脂肪酸取り込み 蛍光法(励起:488 nm/蛍光:523 nm)
DFRAP-250 酸化ストレス関連因子 抗酸化能 比色法(590 nm)
DFOR-100 血液・尿化学因子 ホルムアルデヒド 蛍光法(励起:370 nm/蛍光:470 nm)
DFUC-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 α-L-フコシダーゼ 比色法(405 nm)
DGDH-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 グルコースデヒドロゲナーゼ 比色法(565 nm)
DGLDH-100 血液・尿化学因子/酵素活性 グルタミン酸デヒドロゲナーゼ 比色法(565 nm)
DGLO-100 酵素活性 グリオキサラーゼⅠ 比色法(240 nm)
DGPDH-100 血液・尿化学因子/酵素活性/代謝関連因子 グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ 比色法(565 nm)
DGST-100 酵素活性 グルタチオン-S-トランスフェラーゼ 比色法(340 nm)
DHYP-100 生物学的試料 ヒドロキシプロリン 比色法(560 nm)
DIAG-250 血液・尿化学因子 アルブミン(BCG法) 比色法(620 nm)
DIAP-250 血液・尿化学因子 アルブミン(BCP法) 比色法(610 nm)
DIBR-180 血液・尿化学因子 ビリルビン 比色法(530 nm)
DICA-500 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン カルシウムイオン 比色法(612 nm)
DICL-250 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン 塩化物イオン 比色法(610 nm)
DICT-500 血液・尿化学因子/代謝関連因子 クレアチニン 比色法(510 nm)
DICU-250 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン 銅イオン 比色法(359 nm)
DIDC-01K 血液・尿化学因子 インディカン(1,000 tests) 比色法(480 nm)
DIDC-100 血液・尿化学因子 インディカン(100 tests) 比色法(480 nm)
DIDH-100 血液・尿化学因子/酵素活性/代謝関連因子/代謝関連因子 イソクエン酸デヒドロゲナーゼ 比色法(565 nm)
DIET-500 血液・尿化学因子/代謝関連因子 エタノール 比色法(580 nm)
DIFE-250 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン 鉄イオン(Fe3+/Fe2+ 比色法(590 nm)
DIGL-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 グルコース 比色法(630 nm)
DIGT-250 血液・尿化学因子/酸化ストレス関連因子 還元型グルタチオン(GHS) 比色法(412 nm)
DIHB-250 血液・尿化学因子/代謝関連因子 ヘモグロビン 比色法(400 nm)
DIHM-250 血液・尿化学因子/代謝関連因子 ヘム 比色法(400 nm)
DIHY-100 酵素活性/ハイスループット阻害剤解析用キット ヒアルロン酸分解酵素阻害物質 比色法(濁度)(600 nm)
DIMG-250 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン マグネシウムイオン 比色法(500 nm)
DIND-100 ハイスループット解析用キット インドール 比色法(565 nm)
DIOX-250 酸化ストレス関連因子 過酸化水素 比色法(585 nm)
DIPI-500 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン 無機リン酸 比色法(620 nm)
DIUA-250 血液・尿化学因子 尿酸 比色法(590 nm)
DIUR-100 血液・尿化学因子 尿素 比色法(520 nm)
DIZN-250 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン 亜鉛イオン 比色法(425 nm)
DLPS-100 血液・尿化学因子/酵素活性 リパーゼ 比色法(412 nm)
DNAG-100 血液・尿化学因子 β-N-アセチルグルコサミナーゼ 比色法(405 nm)
DNH3-200 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン アンモニア/アンモニウムイオン 蛍光法(励起:360 nm/蛍光:450 nm)
DPCR-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 尿タンパク質/クレアチン比 比色法(530 nmまたは600 nm)
DPEC-100 酵素活性 ペクチナーゼ 比色法(濁度)(600 nm)
DPHT-100 酵素活性 フィターゼ 比色法(620 nm)
DSALY-100 ハイスループット解析用キット サリチラート(サリチル酸塩/エステル) 比色法(560 nm)
DSDH-100 酵素活性/代謝関連因子 ソルビトールデヒドロゲナーゼ 比色法(565 nm)
DSFT-200 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン 硫酸イオン 比色法(600 nm)
DSLA-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 シアル酸 比色法/蛍光法(549 nmまたは励起:555 nm/蛍光:585 nm)
DTAC-100 酸化ストレス関連因子 抗酸化能 比色法(570 nm)
DTBA-100 酸化ストレス関連因子 脂質過酸化 比色法/蛍光法(535 nmまたは励起:530 nm/蛍光:550 nm)
DUKN-100 酵素活性 ウロキナーゼ 蛍光法(励起:380 nm/蛍光:450 nm)
DURE-100 酵素活性 ウレアーゼ 比色法(670 nm)
DWHB-250 血液・尿化学因子/代謝関連因子 ヘモグロビン(全血) 比色法(400 nm)
E2ADP-100 代謝関連因子 ADP 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:590 nm)
E2CH-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 コレステロール 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
E2CT-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 クレアチニン 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
E2GN-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 グリコーゲン 比色法(570 nm)
E2HL-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 コレステロール (HDL&LDL/VLDL) 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
E2ND-100 代謝関連因子/酸化ストレス関連因子 NAD/NADH 比色法(565 nm)
E2ST-100 代謝関連因子 デンプン 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
E4EBP-100 シグナル伝達経路 リン酸化4EBP1 蛍光法(励起:360 nm/蛍光:450 nmおよび励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EACL-100 血液・尿化学因子 アセチルコリン 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EACO-100 酵素活性/代謝関連因子 アコニターゼ 比色法(565 nm)
EACT-100 代謝関連因子 アセトアルデヒド 比色法(565 nm)
EADP-100 代謝関連因子 ADP 化学発光
EAKT1-100 シグナル伝達経路 リン酸化AKT1 蛍光法(励起:360 nm/蛍光:450 nmおよび励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EALA-100 血液・尿化学因子 アラニン 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EALT-100 血液・尿化学因子/酵素活性 アラニントランスアミナーゼ 比色法(340 nm)
EAMPK-100 シグナル伝達経路 リン酸化AMPK 蛍光法(励起:360 nm/蛍光:450 nmおよび励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EAPL-200 ハイスループット解析用キット/代謝関連因子 脂肪分解 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EAPG-200 ハイスループット解析用キット/代謝関連因子 脂質生成 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EASC-100 血液・尿化学因子/酸化ストレス関連因子 アスコルビン酸 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EASP-100 血液・尿化学因子 アスパラギン酸 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EASTR-100 血液・尿化学因子/酵素活性 アスパラギン酸トランスアミナーゼ 比色法(340 nm)
EATP-100 代謝関連因子 ATP 化学発光
EBGL-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 グルコース 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ECAM-100 血液・尿化学因子/酵素活性 アミラーゼ 比色法(585 nm)
ECAT-100 酵素活性/酸化ストレス関連因子 カタラーゼ 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ECCH-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 コレステロール 比色法(340 nm)
ECET-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 エタノール 比色法(565 nm)
ECGL-100 代謝関連因子 解糖(L-乳酸) 比色法(565 nm)
ECGR-100 酵素活性/酸化ストレス関連因子 グルタチオンレダクターゼ 比色法(412 nm)
ECHO-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 コリン 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ECIC-100 代謝関連因子 イソクエン酸 比色法(565 nm)
ECIT-100 血液・尿化学因子 クエン酸 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ECLC-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 L-乳酸 比色法(565 nm)
E2NP-100 代謝関連因子/酸化ストレス関連因子 NADP/NADPH 比色法(565 nm)
ECOA-100 代謝関連因子 コエンザイムA 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ECPK-100 酵素活性/血液・尿化学因子 クレアチンキナーゼ 比色法(340 nm)
ECRT-100 血液・尿化学因子 クレアチン 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:590 nm)
ECTX-100 ハイスループット解析用キット 細胞生存率 化学発光
EDAA-100 生物学的試料 D-アミノ酸 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EDLC-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 D-乳酸 比色法(565 nm)
EERK-100 シグナル伝達経路 リン酸化ERK 蛍光法(励起:360 nm/蛍光:450 nmおよび励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EFAC-100 食品・飲料成分分析/生物学的試料 アセトアルデヒド 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EFBA-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 胆汁酸 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EFDLC-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 D-乳酸 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EFFA-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 脂肪酸 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EFGU-100 代謝関連因子 グルコース取り込み量 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EFIC-100 代謝関連因子 イソクエン酸 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EFLLC-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 L-乳酸 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EFMR-100 血液・尿化学因子/酵素活性/代謝関連因子 フマラーゼ 比色法(565 nm)
EFND-100 代謝関連因子/酸化ストレス関連因子 NAD/NADH 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EF2NP-100 代謝関連因子/酸化ストレス関連因子 NADP/NADPH 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EFOR-100 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン/代謝関連因子 ギ酸 比色法(565 nm)
EFUM-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 フマル酸 比色法(565 nm)
EG6P-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 グルコース-6-リン酸 比色法(460 nm)
EGAL-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 ガラクトース 比色法(570 nm)
EGLN-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 グルタミン 比色法(565 nm)
EGLT-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 グルタミン酸 比色法(565 nm)
EGLY-200 血液・尿化学因子/代謝関連因子 グリセロール 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EGOX-100 酵素活性/代謝関連因子 グルコースオキシダーゼ 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EGPX-100 酵素活性/酸化ストレス関連因子 グルタチオンペルオキシダーゼ 比色法(340 nm)
EGSK3A-100 シグナル伝達経路 リン酸化GSK3A 蛍光法(励起:360 nm/蛍光:450 nmおよび励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EGSK3B-100 シグナル伝達経路 リン酸化GSK3B 蛍光法(励起:360 nm/蛍光:450 nmおよび励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EGTT-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子/酸化ストレス関連因子 総グルタチオン(還元型/酸化型グルタチオン)(GSH/GSSG) 比色法(412 nm)
EHDL-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 コレステロール (HDL&LDL/VLDL) 比色法(340 nm)
EHIS-100 代謝関連因子 ヒスタミン 比色法(565 nm)
EINO-100 ハイスループット阻害剤解析用キット 一酸化窒素合成酵素阻害剤 比色法(540 nm)
EIVT-100 酵素活性 インベルターゼ/スクラーゼ 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EKBD-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 ケトン体 比色法(340 nm)
EKIN-400 酵素活性/ハイスループット解析用キット キナーゼ 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:590 nm)
ELAA-100 生物学的試料 L-アミノ酸 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ELAC-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 ラクトース 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ELDT-100 代謝関連因子 ADP/ATP比 化学発光
ELKB1-100 シグナル伝達経路 リン酸化LKB1 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nmおよび励起:360 nm/蛍光:450 nm)
EMAL-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 リンゴ酸 比色法(565 nm)
EMAO-100 酵素活性 モノアミンオキシダーゼ 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EMDH-100 酵素活性/代謝関連因子 リンゴ酸デヒドロゲナーゼ 比色法(565 nm)
EMLT-100 代謝関連因子 マルトース 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EMNT-100 代謝関連因子 マンニトール 比色法(565 nm)
EMPO-100 酵素活性/酸化ストレス関連因子 ミエロペルオキシダーゼ 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ENEU-100 酵素活性/ハイスループット解析用キット ノイラミニダーゼ 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ENFKB-100 シグナル伝達経路 リン酸化NFκB 蛍光法(励起:360 nm/蛍光:450 nmおよび励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ENH3-100 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン アンモニア/アンモニウムイオン 比色法/蛍光法(340 nmまたは励起:360 nm/蛍光:450 nm)
ENOS-100 酵素活性/酸化ストレス関連因子 一酸化窒素合成酵素 比色法(540 nm)
EOAA-100 血液・尿化学因子 オキサロ酢酸 比色法(570 nm)
EOAC-100 血液・尿化学因子/陽イオン・陰イオン 酢酸 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EOXA-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 シュウ酸 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EPHE-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 フェニルアラニン(L-) 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EPLP-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 リン脂質 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EPPD-100 血液・尿化学因子/酵素活性/代謝関連因子 ホスホリパーゼD 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EPRK-100 酵素活性/代謝関連因子 ピルビン酸キナーゼ 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:590 nm)
EPYR-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 ピルビン酸 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ERBT-100 シグナル伝達経路 リン酸化網膜芽細胞腫抑制タンパク質 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nmおよび励起:360 nm/蛍光:450 nm)
ERPS6-100 シグナル伝達経路 リン酸化リボソームタンパク質 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nmおよび励起:360 nm/蛍光:450 nm)
ESBT-100 代謝関連因子 ソルビトール 比色法(565 nm)
ESHP2-100 シグナル伝達経路 リン酸化SHP2 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ESLA-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 シアル酸 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ESNT-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 コハク酸 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
ESOD-100 酵素活性 スーパーオキシドジスムターゼ 比色法(440 nm)
ESUC-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 スクロース(ショ糖) 比色法(565 nm)
ETGA-200 血液・尿化学因子/代謝関連因子 トリグリセリド 比色法(570 nm)
ETRP-100 血液・尿化学因子 トリプトファン 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EXAN-100 血液・尿化学因子/代謝関連因子 キサンチン 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
EXOX-100 血液・尿化学因子/酵素活性/代謝関連因子 キサンチンオキシダーゼ 比色法/蛍光法(570 nmまたは励起:530 nm/蛍光:585 nm)
FACP-100 血液・尿化学因子/酵素活性 酸性ホスファアーゼ 蛍光法(励起:360 nm/蛍光:450 nm)
IACE-100 ハイスループット阻害剤解析用キット アセチルコリンエステラーゼ阻害剤 比色法(412mn)
PMBBB-096 膜透過性試験用キット 膜透過性 比色法(200~500 nm)
PAMPA-096 膜透過性試験用キット 膜透過性 比色法(200~500 nm)
PMSKN-096 膜透過性試験用キット 膜透過性 比色法(200~500 nm)
POMG-25H ハイスループット解析用キット 無機リン酸 比色法(620 nm)
POPB-500 ハイスループット解析用キット 無機リン酸 比色法(620 nm)
POPN-01K 酵素活性 ホスファターゼ 比色法(405 nm)
POPN-500 酵素活性 ホスファターゼ 比色法(405 nm)
QCPR-500 血液・尿化学因子/代謝関連因子 総タンパク質(Bradford法) 比色法(595 nm )
QFAP-100 酵素活性 アルカリホスファターゼ 蛍光法(励起:360 nm/蛍光:450 nm)
QFDN-250 代謝関連因子 DNA 蛍光法(励起:350 nm/蛍光:450 nm)
QFDO-100 酵素活性/代謝関連因子 ジアミンオキシダーゼ 蛍光法(励起:530 nm/蛍光:585 nm)
QFPR-200 血液・尿化学因子/代謝関連因子 総タンパク質(o-phthalaldehyde法) 蛍光法(励起:360 nm/蛍光:450 nm)
QQALBM10 簡易測定用ストリップ アルブミン テストストリップ
QQGLUC10 簡易測定用ストリップ グルコース テストストリップ
QQGLUT10 簡易測定用ストリップ グルタミン酸 テストストリップ
QQHIST10 簡易測定用ストリップ ヒスタミン テストストリップ
QQDLAC10 簡易測定用ストリップ D-乳酸 テストストリップ
QQLLAC10 簡易測定用ストリップ L-乳酸 テストストリップ
QQMALA10 簡易測定用ストリップ リンゴ酸 テストストリップ
QQOXLT10 簡易測定用ストリップ シュウ酸 テストストリップ
QQPYR10 簡易測定用ストリップ ピルビン酸 テストストリップ
QQUREA10 簡易測定用ストリップ 尿素 テストストリップ
QTPR-01K 血液・尿化学因子 総タンパク質(Pyrogallol red法) 比色法(600 nm)
QTPR-100 血液・尿化学因子 総タンパク質(Pyrogallol red法) 比色法(600 nm)
SLDL-100 ハイスループット解析用キット ルシフェラーゼ活性 化学発光
SLLU-01K ハイスループット解析用キット ルシフェラーゼ活性 化学発光
SLLU-200 ハイスループット解析用キット ルシフェラーゼ活性 化学発光
SLLU-500 ハイスループット解析用キット ルシフェラーゼ活性 化学発光


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アッセイキット製品リスト(アルファベット順)

測定対象をクリックすると、製品の詳細をご覧いただけます。

A Acetate Acetaldehyde Acetylcholine Acetylcholinesterase
Acid Phosphatase Aconitase Adipogenesis Adipolysis
ADP ADP/ATP Ratio AKT1 Phosphorylation Alanine (L-)
Alanine Transaminase Albumin (BCG/BCP) Alcohol dehydrogenase Alkaline Phosphatase
(D-/L-) Amino Acid Amino Nitrogen(Free) Ammonia/Ammonium AMPK Phosphorylation
Amylase (α-) Antioxidant Arginase Ascorbic Acid
Aspartate(L-) Aspartate Transaminase ATP ATPase
B Bile Acid Bilirubin Biotin Boron
C Calcium (Ca2+) Carbonyl Caspase-3 Catalase
Cell Viability MTT Chloride (Cl-) Cholesterol Cholesterol (Uptake)
Choline Chromium Citrate Coenzyme A
Copper (Cu2+) Creatine Creatine Kinase Creatinine
Cytotoxicity LDH
D Detergent Diamine Oxidase DNA
E ERK Phosphorylation Ethanol
F Fatty Acid(Free) Fatty Acid(Uptake) Formaldehyde Formate
FRAP Fucosidase(α-L-) Fumarase Fumarate
G Galactose Gliadin* Glucose Glucose (Uptake) Glucose Dehydrogenase
Glucose Oxidase Glucose 6-Phosphate G6P Dehydrogenase Glucosidase (α-)
Glucosidase (β-) Glutamate Glutamate Dehydrogenase Glutamine
Glutathione (GSH) Glutathione Peroxidase Glutathione Reductase Glutathione S-transferase
GSH/GSSG Glycerol Glycogen Glycolysis
Glyoxalase I GSK3A(S21) Phosphorylation GSK3B(S9) Phosphorylation GTPase
H HDL & LDL/VLDL Heme Hemoglobin Histamine
Hyaluronidase Hydroxyproline
I Indican Indole Invertase
Iron (Fe2+/Fe3+) Isocitrate Isocitrate Dehydrogenase
K Ketone Body Kinase
L Lactate (D-/L-) Lactate Dehydrogenase Lactose
Lipase LKB1(S431) Phosphorylation Luciferase (Dual) Reporter
M Magnesium (Mg2+) Malate Malate Dehydrogenase Maltose
Mannitol(D-) Mannosidase(α-) Monoamine Oxidase Myeloperoxidase
N NAD+/NADH NADP+/NADPH Neuraminidase NFκB Phosphorylation
Nitric Oxide Nitric Oxide Synthase
O Oxalate Oxaloacetate
P PAMPA(-BBB/-GI/-SKIN) Peanut* Pectinase Peroxidase
Peroxide Phenylalanine Phosphatase (Acid) Phosphatase (Alkaline)
Phosphate Phospholipase D Phospholipid Phytase
Protein Pyruvate Pyruvate Kinase
R RB(T821/826) Phosphorylation RPS6(S235/236) Phosphorylation
S Salicylate SHP2(Y542) Phosphorylation Sialic Acid Sorbitol
Sorbitol Dehydrogenase Starch Succinate Sucrase
Sucrose Sulfate (SO42-) Superoxide Dismutase
T TBARS Triglyceride Tryptophan
U Urinary Indican Urea Urease Uric Acid
Urokinase
X Xanthine Xanthine Oxidase
Z Zinc (Zn2+)
# 4EBP1 Phosphorylation


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FAQ

一般的な質問

Q-1. 注文した製品を受け取りましたが、プロトコルが見つかりませんでした。どこで入手できますか?

A-1. BioAssay Systems社では、環境配慮の観点からキットに書面によるプロトコルの添付を取りやめました。2018年1月1日以降、プロトコルは、BioAssay Systems社ウェブサイトよりオンラインで入手できます。


Q-2. キットを診断目的で使用できますか?

A-2. すべてのアッセイキットは研究目的でのみ使用されており、診断目的で使用することはできません。


Q-3. 1キットで何回の試験を実行できますか?

A-3. 合計試験数は商品コードに記載されています。例えば、QuantiChrom Creatinine Assay Kit(#DICT-500)は、96 wellプレートで500回の試験に十分量の試薬が含まれています。アッセイキットのサイズは、標準的な96ウェルフォーマットでのアッセイの総数を指します。この総数には、必要な標準物質およびコントロール(標準曲線、サンプルブランクなど)とともに試料が含まれています。



Q-4. 測定は種特異的ですか?

A-4. BioAssay Systems社の生化学的アッセイキットのほとんどは種特異的ではなく、ヒト、マウス、ラット、ウシなどの試料で試験されています。まれに、異なる種の酵素の生化学的特性により、アッセイ前にpHを変えるなどの操作をプロトコルに適用する必要があります。



Q-5. どのような試料を使用できますか?

A-5. 一般に、適切な試料の準備方法の情報が提供されている場合、生物学的試料、食品、飲料、環境試料など、様々な試料で使用することができます。通常、対象の分析物は、透明な液体内に存在するか、透明な液体、好ましくは水中に抽出する必要があります。BioAssay Systems社の生化学的アッセイキットのほとんどは、ヒトおよびマウスの血清試料を使用して開発、および検証されています。また、データシートに示されている場合では、測定は唾液、組織、尿などの他の試料でも試験されています。



Q-6. 測定するたびに標準物質の使用、または標準曲線の作成を行う必要がありますか?

A-6. はい、強くお勧めします。



Q-7. 非線形の標準曲線をどうやって適合させることができますか?

A-7. 単一部位飽和結合関数(ΔOD= a×[S] /(b + [S])を使用した非線形回帰フィッティングにより、試料濃度[S]を決定します。GraphPad Prismなどの非線形回帰フィッティングプログラムを使用し、検量線から「a」と「b」の値を決定します(ΔOD= a×[Std] /(b + [Std])。GraphPad Prismでは、飽和結合関数で「One Site Binding(hyperbola)」の式を使用します。ここで、「Bmax」は「a」に相当し、「Kd」は「b」に相当します。「a」と「b」が決定されると、試料濃度は次式で計算できます:[S] = b×ΔOD/(a-ΔOD)。



Q-8. 一部のアッセイキットは、蛍光光度と比色の両方で測定できます。どちらの方法を使用すればよいですか?

A-8. 測定機器の使用可否によって決まります。また、蛍光分析は通常、比色分析よりも10倍以上感度が高くなります。すなわち、蛍光分析を使用する場合、はるかに少ない試料量で測定できることを意味します。そのため、試料量が限られている場合に非常に都合が良い場合があります。



Q-9. 未使用の試薬は、将来使用するために保管できますか?

A-9. はい、未使用の試薬はプロトコル中の記載に従うことで保存できます。また、試薬を繰り返し凍結/解凍することは避けて下さい。



Q-10. 製品の引用文献の情報はありますか?

A-10. 引用文献は、BioAssay System社のWebサイトの各製品情報のページ内にあり、定期的に更新されています。なお、フナコシWebでは、BioAssay Systems社の各製品について、ウェブ価格表内にある「メーカーサイト」の文字をクリックすると、メーカーの製品ページにリンクしており、こちらからご覧いただくことができます。



Q-11. 検出限界(LOD、Limit of Detection)とは何ですか?それと定量限界(LOQ、Limit of Quantification)の違いは何ですか?

A-11. 分析化学の用語として、検出限界、検出下限、LODは、その物質が存在しないこと(空白値)から確実に区別できる物質の最小量を意味します。検出限界は、ブランクの平均、ブランクの標準偏差、および信頼係数から決定されます。通常、LODはブランクの3×標準偏差として定義されます。一方、定量限界(LOQ)は、ブランクの10×標準偏差として定義されており、LODと同様の方法で決定されます。



Q-12. 自分の測定値がアッセイプロトコルのデータと異なるのはなぜですか?

A-12. 測定値は、機器(分光光度計、プレートリーダー)、アクセサリ(フィルターまたはモノクロメーターベース)、プレートのタイプ(クリア、ホワイト、またはブラック)とその形状(ウェルが丸型・角型、およびウェル底が平底・V字底)およびピペッティングの精度など、多くの要因によって異なる場合があります。したがって、毎回の測定において、試料とともに標準物質を用いた測定を行うことを強くお勧めします。


機器とアクセサリー

Q-13. プレートリーダーを持っていませんが、代わりに分光光度計とキュベットを使用できますか?

A-13. はい。BioAssay Systems社のアッセイキットは、キュベットを使用するすべての分光光度計、またはマイクロプレートを用いるプレートリーダー(96 wellプレートなど)で実行できます。ほとんどのアッセイは、キュベット、96 wellまたは384 wellフォーマットの様々な容量にスケールの変更が可能です。



Q-14. 測定回数をマイクロプレートフォーマットからキュベットフォーマットに変換するにはどうすればよいですか?

A-14. 変換は、キュベットのサイズと96 wellプレートのアッセイの最終容量に依存します。例えば、QuantiChrom Creatinine Assay Kit(#DICT-500、500 assays)の場合、最終容量は96 wellフォーマットで205μlです。1 ml容量のキュベットを使用する場合、5 wellが1キュベットに相当するので、キュベットでの測定回数は100 testsになります。200 μl容量の小容量のキュベットを用いる場合、96 wellプレートと同じ測定回数を行うことが可能です。



Q-15. アッセイでの使用にお推めのプレートはどれですか?

A-15. 比色分析では、光学密度(OD)測定に透明平底96 wellプレートを使用します。蛍光アッセイには、全体が黒色のプレートをお勧めします。化学発光アッセイには、不透明な白色のプレートを使用します。フナコシで取り扱いの96 wellマイクロプレートについては、Sterilin Microtiter Plate(Sero-Well)をご覧下さい。特に比色分析で必要となる透明平底96 wellプレートでは、バージンポリスチレン原料のみを用いており、優れた透明性を有しています。



Q-16. アッセイプロトコルは550~620 nmでの測定を示唆されていますが、手持ちのフィルターは540 nmでも測定できますか?

A-16. 一般的に、製品データシートに従った測定波長範囲をお勧めします。通常、測定感度が低くなるため、この測定範囲外で測定することはお勧めしません。狭い波長範囲外では、正確な測定ができない場合があります。



Q-17. 化学発光を測定するにはどのフィルターを使用すればよいですか?

A-17. BioAssay Systems社のアッセイでは、化学発光の検出にフィルターを使用する必要はありません。


試料の調製


Q-18. 試料が濁っている場合でも、使用できますか?

A-18. すべての試料は透明で、沈殿物や粒子がない必要があります。粒子がある場合は、遠心分離(14,000 rpmで5分間など)、または0.45 μmフィルターを用いたろ過によって除去する必要があります。



Q-19. 当日に測定を行えない場合、試料を凍結できますか?

A-19. 原則としては、新たに調製した試料で測定を行うことをお勧めします。ただし、ほとんどの分析対象物は、適切(4、-20、-80℃など)に安定保管できます。



Q-20. 血清または血漿試料を使用する必要がありますか?

A-20. 一般に、血清試料中には抗凝固剤が存在しないため、血漿試料よりも血清試料の方が適しています。ただし、ほとんどのキットでは、血清または血漿のいずれかが使用できます。



Q-21. 製品データシートに記載されていない場合に、細胞および組織試料はどのように準備すると良いですか?

A-21. 試料の準備方法は、試料の種類と分析対象物によって大幅に異なる場合があります。関連する文献のレビューをお勧めします。以下に、一般的なガイドラインをご案内します。


組織試料

組織試料 20~100 mgに200~1,000 μlの氷冷PBSを加える。Douce型ホモジナイザー(氷上、10~20パス)または超音波処理(氷上)で組織を溶解し、その程度を顕微鏡で確認する。破砕物を10分間、14,000 rpmで遠心分離し、透明な上澄みを清浄なチューブに取る。様々な希釈率で、予備試験を実行する。測定に当たり、検量線の検出範囲内の測定値となるように希釈する。すぐにアッセイを実行しない場合、試料は-80℃で保存可能である。


細胞試料

採取した約2×106細胞にPBS 400μlを加え、氷上で懸濁する。Douce型ホモジナイザー(氷上、10~20パス)または超音波処理(氷上)で細胞を溶解し、その程度を顕微鏡で確認する。破砕物を10分間、14,000 rpmで遠心分離し、透明な上澄みを清浄なチューブに取る。様々な希釈率で、予備試験を実行する。測定に当たり、検量線の検出範囲内の測定値となるように希釈する。すぐにアッセイを実行しない場合、試料は-80℃で保存可能である。

溶解バッファーを使用する場合、予備試験を実行し、溶解バッファーの成分がアッセイに干渉するかどうかを試験することが望ましい。この方法は、精製水またはバッファーで作製した検量線と、溶解バッファーで作製した検量線の2つの検量線を作製する。2つの検量線が同じ値を示した場合、干渉はなく、溶解バッファーを使用しても問題ない。検量線に違いがある場合でも、検量線が直線のままであれば溶解バッファーは使用できる。ただし、溶解物試料の分析に使用する検量線は、溶解バッファーで作製する必要がある。



Q-22. 測定にどれくらいの試料を用いるべきですか?

A-22. 未知試料については、予備試験を実行して最適な希釈率を検討する必要があります。試料の段階希釈を準備し、測定範囲(理想的には検量線の中央)にある希釈を選択します。次に、この希釈係数で試料を希釈して測定を再実行し、結果に希釈係数を乗じます。



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トラブルシューティング

測定できない(シグナルが得られない)

(クリックで開閉します)
考えられる原因 解決方法
Assay bufferの温度が低すぎで、酵素活性が低い 測定前に、試薬を室温、または指定の測定温度にして下さい。
プロトコルの中の試薬や操作手順の省略 製品データシートを再読し、指示に注意深く沿って測定して下さい。
誤った波長での測定の実施
誤ったマイクロプレートの使用 以下を参照し、測定方法に適合したプレートを使用して下さい。
  • 吸光度:透明プレート
  • 蛍光:黒色プレート(底部は透明または黒色のものが使用可)
  • 化学発光:白色プレート

試料の測定値がおかしい

(クリックで開閉します)
考えられる原因 解決方法
試料の種類が測定に適合していない 製品データシートを再読し、適合する測定試料の種類を再確認して下さい。
試料の調製が適切ではない 酵素活性の測定では、試料の除タンパクを実施しないで下さい。除タンパク処理により、すべての酵素は失活します。除タンパクが必要な場合、試料が適切に中和されたことをご確認下さい。EDTAは、金属キレート剤のため、測定を干渉する場合があります。金属イオンの測定、および金属補因子を必要とするアッセイ系は、EDTAは不適合となります。

シグナルが高すぎる

(クリックで開閉します)
考えられる原因 解決方法
標準溶液の濃度が高すぎで、シグナルが高すぎる 製品データシートを再読し、標準試料の希釈を正しく行って下さい。
Working reagent(WR)を間違って調製し、シグナルが高すぎる 製品データシートを再読し、WRが正しく調製されたかご確認下さい。
試料濃度が高すぎる 試料を希釈して、再試験を行って下さい。

測定値が低すぎる

(クリックで開閉します)
考えられる原因 解決方法
試薬の保存方法が適切ではない 試料が適切に保存されていたかご確認下さい。適切に保存されていない場合、試薬はすぐに劣化します。
試薬の有効期限が切れている キットの有効期限をご確認下さい。
試料の濃度が低すぎる 試料を濃縮するか、細胞/組織の量を増やして下さい。

測定値が上下する

(クリックで開閉します)
考えられる原因 解決方法
試料が混合されていないか、ウェル内で均一ではない プレートを数回タップして内容物を完全に混合して下さい。
ウェル内に泡が混入している ウェル内の泡の有無をご確認下さい。ピペッティングの際に泡立たないように注意して、再試験を行って下さい。
ウェル内に沈殿物が生じている ウェルをチェックし、沈殿や濁りがないか確認して下さい。沈殿が生じた原因を決定し、沈殿物が起きないように、希釈、除タンパク、または別の処理方法を実施して下さい。

検量線が直線にならない

(クリックで開閉します)
考えられる原因 解決方法
ピペッティングのエラーかばらつきがある 製品データシートに従ってピペッティングを注意深く行って、希釈した標準溶液を再調製して下さい。
計算のミス 計算方法を再確認して下さい。一部のアッセイでは、異なる方程式を用います。
検量線が直線ではない 製品データシートを確認し、適合方程式とグラフをご確認下さい。

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。