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株式会社ハイレックスコーポレーション ツェレッツTM(zellezTM)に関する FAQ

掲載日情報:2017/09/01 現在Webページ番号:80572

株式会社ハイレックスコーポレーション ツェレッツTM(zellezTMに関する FAQ

Q-1. 培養に用いる前には、どんな処理が必要ですか?

A-1. 非滅菌ですので使用前に滅菌処理を行って下さい。オートクレーブ滅菌が可能ですが、乾熱滅菌をお勧めします(オートクレーブ滅菌の場合、蒸気中の不純物が吸着される結果、細胞吸着性に影響を与える可能性があります)。

Q-2. 細胞の播種方法はどのようにすれば良いですか?

A-2. MC3T3-E1細胞の場合、通常の方法にて細胞を含む培地を平板ディッシュ内の培地に沈めた本製品上に滴下することにより、十分な細胞数が本製品内部に定着します。本製品上に最低限の量の細胞懸濁液をマウントして一定時間放置し、細胞が定着した後に培地を加えて培養を開始すると、定着率が上がります。

Q-3. 細胞を播種する際に、細胞が脱落しませんか?

A-3. 細胞の脱落が懸念される場合は、製品の上面以外をカバーする専用チタン製ホルダーをご用意していますのでそちらをご使用下さい。チタン製ホルダーを用いると、細胞が分泌した活性物質を本製品内部から逃しませんので、培養効果が高まることが期待できます。

Q-4. 培養した細胞の観察方法はどのようにすれば良いですか?

A-4. 蛍光染色法による観察が可能です。また本製品は切削性がよいため、樹脂包埋して断面を観察することも可能です。

Q-5. 細胞回収の方法はどのようにすれば良いですか?

A-5. トリプシンなどの酵素処理にて回収することが可能です。MC3T3-E1細胞の場合、細胞外マトリックスの蓄積により回収が困難となる培養3週間後でも50%以上の回収が期待できます(細胞の種類により回収率が異なります)。

お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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