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R&D Systems(R&Dシステムズ)社 Quantikine Kit 操作マニュアル

掲載日情報:2017/09/01 現在Webページ番号:80555

R&D Systems(R&Dシステムズ)社 Quantikine Kit 操作マニュアル


R&D Systems(R&Dシステムズ)社 Human VEGF Quantikine ELISA Kit(#DVE00)の操作方法概略です。一般的なELISA キットの操作の参考にして下さい。

※ご注意

ご使用前に必ず各製品添付のデータシートをご覧の上、その指示に従って下さい。


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キット内容

  • VEGF microplate(捕捉用抗VEGF 抗体がコートされた96well マイクロストリッププレート)
  • VEGF conjugate(HRP 標識検出用抗VEGF 抗体)
  • VEGF standard(VEGF スタンダード)
  • Assay diluent RD1W(測定用バッファー)
  • Calibrator diluent RD5K( 細胞培養上清試料用希釈バッファー)
  • Calibrator diluent RD6U(血清・血漿試料用希釈バッファー)
  • Wash buffer concentrate(洗浄用バッファー)
  • Color reagent A(安定化させたH2O2
  • Color reagent B(TMB:HRP の基質)
  • Stop solution(反応停止液)
  • Plate sealer(プレートシーラー)

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準備する物

  • マイクロプレートリーダー(450 nm で吸光度を測定可能な物。
  • 補正波長の540 または570 nm が測定できる物がよい。)
  • ピペット、ピペットチップ
  • 蒸留水
  • プレートウォッシャーまたは、プレート洗浄用ボトル
  • 500 ml シリンダー
  • ポリプロピレンチューブ(12 mm × 75 mm)
  • 測定試料
  • Human VEGF コントロール(別売品:必要に応じて)

…など


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測定可能試料および調製法

  • 細胞培養上清(VEGF の安定化のために、少なくとも1%のfetal calf serum を加えて下さい。)
  • 血清
  • 血漿(抗凝血剤としてEDTA、クエン酸、ヘパリンのいずれかで処理した試料)

詳細は製品添付のデータシートの「SAMPLE COLLECTION &STORAGE」の項目をご覧下さい。


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試薬の調製

使用する前に試薬はすべて室温に戻して下さい。

洗浄用バッファー :バッファー中に沈殿物が生じている場合は室温に戻し、よく混合して下さい。その後、最終容量が500 mになるように480 ml の蒸留水を加えて20 ml のWash buffer concentrate を希釈して下さい。

基質溶液 :使用する15 分前にColor reagent A・B を等量ずつ混合して下さい。各ウェルに200 μ l ずつ必要です。混合後は 必ず遮光して下さい。

VEGF スタンダード :測定する試料(因子)によって希釈に使用するCalibrator diluent が異なります。添付のプロトコルをご覧下さい。希釈前に、15 分間穏やかに撹拌して下さい。

スタンダードを調製する際は、ポリプロピレンチューブ(12mm × 75 mm)をご使用下さい。


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スタンダードの調製法

Calibrator diluent はあらかじめ500 μ l ずつ各チューブに分注して下さい。

スタンダードの調製法


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操作時の注意点

  • すべての試料、スタンダードおよびコントロールは二重試験法でアッセイして下さい。
  • タンパク質を含む試薬を取扱う際には、気泡を立てないようにして下さい。
  • クロスコンタミネーションを避けるために、ピペットチップやリザーバーは試薬ごとに変えて下さい。
  • インキュベーション中は必ずプレートシーラーでふたをして下さい。
  • プレートウォッシャーを使用してプレート洗浄を行う場合には、プレートを30 秒間洗浄液にソークし、次の洗浄を行う前にプレートの左右の向きを入れ替えて下さい。
  • 基質溶液は使用する15 分前に調製して下さい。調製後は必ず遮光して下さい。調製直後は青色ですが、ウェルに添加後、反応停止液を添加すると黄色に変化します。
  • 基質溶液、反応停止液をウェルに添加した際に、ウェル中の溶液が緑色になってしまった場合は、プレートを軽くゆすって試薬を混合して下さい。

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アッセイ方法

アッセイ方法

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(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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