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[掲載日情報:2017/09/01 現在]

Atlas Antibodies社 標準免疫組織染色プロトコール(モノクローナル抗体用)

Atlas Antibodies社 標準免疫組織染色プロトコール(モノクローナル抗体用)

■関連記事:Atlas Antibodies社抗体


Atlas Antibodies社では,マウスモノクローナル抗体も販売しております。


モノクローナル抗体の製造に利用される組換え体タンパク質抗原は,同社のポリクローナル抗体と同じ独自の手法を用いて選別されています。モノクローナル抗体の製造過程では,独自の配列領域の選別および,適用の検証において顕著なパフォーマンスを示すクローンの選別を組み合わせて行っています。現在同社より販売されているモノクローナル抗体は,免疫組織染色およびウエスタンブロットで検証されています。


Atlas Antibodies社ポリクローナル抗体用免疫組織染色プロトコールはこちら


1脱パラフィン操作

4μm厚のパラフィン切片を50℃で一晩ベーキングする

脱パラフィンをキシレンで行い,さらにエタノールから蒸留水へ段階的に親水化させる。

なお内在性ペルオキシダーゼのブロッキングは,親水化の過程において0.3%の過酸化水素水を含む95%エタノール中で5分間行う。


2標準抗原賦活化操作

標準的な抗原賦活化は加熱による方法(Heat Induced Epitope Retrieval;HIER)をpH6の賦活化バッファー(弊社ではLab Vision社 #AP-9003-125等を取り扱っております)中で行います。
圧力釜は,Biocare Medical社のDecloaking Chamberを使用します。
Tissue Micro Array slideを圧力釜中で125℃,4分間賦活化バッファー内に浸して行い,完了後は90℃になるまで静置します。全ての操作はおよそ45分程度です。


3染色操作

  • 染色はLab Vision社 Autostainer480により行っています。
  • すべてのインキュベーションは室温条件下で行っています。
  • Ultra V Block, Primary Antibody Enhancer, 標識ポリマー, DAB溶液はLab Vision社UltraVision LP Detection System(弊社では #TL-015-HD等を取り扱っております)を使用しています。
  • 1.スライドを洗浄バッファーで洗う。
  • 2.Ultra V Blockにて5分間インキュベーション
  • 3.スライドを洗浄バッファーで洗う(2回)
  • 4.一次抗体を滴下し30分間インキュベーション
  • 5.スライドを洗浄バッファーで洗う(3回)
  • 6.Primary Antibody Enhancerを滴下し20分間インキュベーション
  • 7.スライドを洗浄バッファーで洗う(2回)
  • 8.標識ポリマー(弊社ではLab Vision社 #TL-015-HD等を取り扱っております)を滴下し30分間インキュベーション
  • 9.スライドを洗浄バッファーで洗う(2回)
  • 10.DAB溶液を滴下し,常温で5分間反応させる
  • 11.スライドを洗浄バッファーで洗う(2回)
  • 12.DAB溶液を滴下し,常温で5分間反応させる
  • 13.蒸留水で洗浄
  • 14.ヘマトキシリン溶液で5分間対比染色
  • 15.水道水で5分間洗浄
  • 16.飽和炭酸リチウム水溶液を6倍希釈した水溶液で1分間洗浄
  • 17.水道水で5分間洗浄
  • 18.段階的なエタノールティシュークリアで脱水・透徹を行う
  • 19.封入する


4他の抗原賦活化法

  • いくつかの抗体についてはデータシート・Human Protein Atlasポータルサイトに,別の方法で抗原賦活化を行うよう記載されている場合もあります。
  • タンパク質分解酵素を用いた方法(Proteinase K溶液中にて10分間行う)
  • 加熱による方法(pH9の抗原賦活化バッファーを用いてHIERを行う)

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