microRNA ベクタープールドライブラリー shMIMIC Lentiviral microRNA / Inducible Lentiviral microRNA Pooled Libraries

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microRNAを安定的に過剰発現するmiRNA発現ベクターのプールドライブラリーです。microRNAによって誘導される長期的な表現型を調べるのに有用です。miRBaseデータベースに登録されているmicroRNAごとにデザインされているmiRIDIAN shMIMIC Lentiviral microRNA、および、Tet-OnシステムによりmicroRNAの発現誘導が制御できるshMIMIC vectorシリーズがあります。プロモーターおよび蛍光レポーターからHuman/Mouse miRNA発現ベクタープールドライブラリーを選択できます。

※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
※ Dharmacon製品（メーカー略称：DHA）につきまして、2023年4月1日より製品ご注文時にHandling Fee（手数料）を本体価格とは別にご請求させていただきます。詳細は「Handling Feeについてのご案内」をご確認下さい。
※Tet-Onシステムを含まないshMIMIC Lentiviral microRNAシリーズについては「shMIMIC Lentiviral microRNA」をご覧下さい。
※Tet-Onシステムにより、microRNAの発現誘導が制御できるshMIMIC Inducible Lentiviral microRNAシリーズについては「shMIMIC Inducible Lentiviral microRNA」をご覧下さい。

RNAi研究用試薬カタログ

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（1） レンチウイルス粒子が宿主細胞に結合し、microRNA配列を含むように遺伝子組換え操作を行ったウイルスゲノムRNAを細胞質に送り込みます。
（2） ウイルスRNAゲノムが細胞質内で逆転写されます。ウイルスゲノムDNAが核内に運ばれ、宿主ゲノムに安定的に取り込まれます。
（3） 内在性microRNA遺伝子と同じようにshMIMIC microRNA導入遺伝子が転写されます。過剰発現されたpri-microRNAはDroshaによってプロセッシングされてpre-microRNAになり（4）、核から細胞質に輸送され（5）、Dicerによってさらにプロセッシングされて二本鎖microRNAになります（6）。
二本鎖microRNAの片方の鎖が選択されてRNA誘導サイレンシング複合体（RISC）に取り込まれます（7）。
このmicroRNA成熟鎖-RISC複合体がターゲットmRNAに結合し、mRNAからタンパク質への翻訳阻害やmRNAの分解を引き起こします。

shMIMIC Lentiviral microRNA

shMIMIC Inducible Lentiviral microRNA

*1 恒常的発現ライブラリーの力価は≥ 5 × 10⁸ ± 20% TU/ml、誘導的発現ライブラリーの力価は≥ 5 × 10⁷ ± 20% TU/mlです。
*2 プール当たりのコンストラクト数は、遺伝子特異的なコントロールおよびネガティブコントロールのコンストラクトを含みます。
*3 大部分の脊椎動物で保存されているヒトおよびマウスの成熟型microRNAに加えて、ヒトとマウスで同一の成熟型microRNAを含むライブラリーです。

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