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[掲載日情報:2017/09/01 現在]

Microlytic社 Crystal Formerに関するFAQ

Microlytic社Crystal Former に関する FAQ

Q 推奨する試料量はどのくらいですか?

A

手動で分注する場合,タンパク質溶液の量は 0.3 ~ 0.5 μl,結晶 化試薬の量は 0.3 ~ 1 μl です。自動分注機の場合は,タンパク質 溶液・結晶化試薬共に最少で 0.2 μl です。手動分注の場合は 0.5 μl を,自動分注機の場合は 0.3 μl をお勧めします。
Crystal Former XL は,reaction chamber の容量が大きいため, 通常よりも大きいサイズの結晶を成長させることができ,タンパク 質溶液の量は ~ 1.5 μl に,結晶化試薬の量は 0.1 ~ 1.5 μl にな ります。 

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Q Crystal Former のフォーマットにより,reaction chamber(マイクロチャンネル)の仕様は違いますか?

A

reaction chamber の長さはすべて 10 mm です。reaction chamber 内の全溶液量は,150 nl(Crystal Former),または 1.1 μl(Crystal Former XL)です。

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Q インキュベートする際,付属のアルミシールでカバーする以外の方法を用いることはできますか?

A

いいえ。デュアルストリップのアルミシールは,試料を加えるウェ ルのみをカバーし,気泡の発生を最少に抑えますので,他の方法は お勧めできません。
また,カバーする際には,過剰な力を加えないで下さい。 reaction chamber 内で試薬がミックスされ,濃度勾配が消失してしまいます。

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Q 膜内在性タンパク質の結晶化に使用できますか?

A

できます。Crystal Former の素材は,膜タンパク質の可溶化に用 いられる変性剤に耐性があるため,結晶化に適しています。

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Q 結晶化の際,有機溶媒を使用できますか?

A

はい。タンパク質の結晶化に用いられる有機溶媒で不適合を示した ものは,これまでありません。

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Q インキュベーションの条件は?

A

特別な条件はありません。タンパク質結晶化の際に長時間のイン キュベーションが必要な場合には,試薬の蒸発を防ぐために,濡ら した布と共に小さな箱に入れて,>60%の高湿度環境に置いて下さ い。

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Q in situ での X 線回折に使用できますか?

A

使用できます。

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Q UV イメージングに使用できますか?

A

使用できます。

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Q reaction chamber 内の平衡化にはどのくらいかかりますか?

A

通常は約 1 週間ですが,巨大分子や高分子ポリマーを用いている場 合は 2 週間程度かかることもあります。ただし,結晶の成長に平衡 化は必要なく,多くの結晶は 12 ~ 72 時間で現れます。

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Q 生成した結晶はどのようにして回収できますか?

A

鋭利なメスを用いて裏面からシールを切り,剥し,100 μm 以 下のループを用いて結晶を回収して下さい。reaction chamber 内を空気にさらす際に,安定化溶液を加えることをお勧めします。 安定化溶液は,予測される平衡後の反応用液の組成と等しいもの (出発濃度の 50%)を用いて下さい。

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Q 結晶の凍結保存についてお勧めのプロトコルは?

A

生成した結晶を回収した後は,通常の手法に従って下さい。前述 のとおり,平衡後の反応用液の組成で安定化させるか,抗凍結剤 を含む溶液を reaction chamber に加え,結晶を回収した後, 急速に凍結させて下さい。凍結保存の条件が不明な場合は,ミネ ラルオイルまたは paratone oil でreaction chamber を覆い, 結晶を回収した後,急速に凍結させて下さい。
Crystal Former のユニークなデザインにより,ウェルに加えた 抗凍結剤は,reaction chamber 内の回収前の結晶にゆっくり と拡散します。 ページトップへ

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Q 結晶化に成功した条件は,他の結晶化法に応用できますか?

A

本製品で結晶化に成功した条件は,多くの場合,蒸気拡散法での 条件検討のスタート点として使用できます。

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