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円形度の高い均質なスフェロイドをハイスループットに作製できます! CellHD-256

掲載日情報:2022/10/31 現在Webページ番号:70498

CellHD-256は、ハンギングドロップ法を用いたマイクロ流路デバイス(チップ)で、液滴(ドロップレット)の底面に均一なスフェロイドを形成します。256個のウェルを持つため、多数のスフェロイドを一度に得ることが可能です。



CELLHD-256を斜めから見た画像 CELLHD-256の外観 CELLHD-256を横から見た画像

CellHD-256の外観と使用時のイメージ 左図:CellHD-256の外観、中図:培地で満たされたCellHD-256、右図:CellHD-256に細胞懸濁液を注入した断面図。



CellHD-256の原理

CELLHD-256の原理

CellHD-256によるスフェロイド形成の概略図


CellHD-256に細胞懸濁液を注入します。細胞を含んだ培地は、隙間を伝って広がります。



培地を注入します。ウェル内の水圧差のため、液滴は垂直方向に形成されます。

そして、重力により細胞は液滴の底に沈みます。



沈んだ細胞は、次第にスフェロイドを形成し始めます。



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CellHD-256の特長

  • 1枚のチップにウェルが256個あり、スフェロイド作製がハイスループットに行えます。
  • ピペットを用いて簡単に培地交換ができます。
  • 培地使用量が少なく、三次元培養をより簡便に低価格で行えます。
  • 高倍率での観察が可能です。
  • ハンギングドロップ法の採用により、均一なスフェロイドが形成されます。


スキャホールドフリーの三次元スフェロイド作製方法の比較

3つのスフェロイド作成法の比較

ディッシュでのハンギングドロップ 超低接着表面
プレートの利用
CellHD-256の利用
すぐに使える
スループット + ++ +++
培地交換 + + +++
高倍率での観察
スフェロイドの円形度 ++ ++ +++


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CellHD-256のアプリケーション

  • オルガノイドの三次元培養
  • 再生医療研究
  • 薬物検査(drug test)、など


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使用方法


1.CellHd-256への細胞のアプライ


2.CellHd-256上での細胞の洗浄



3.培養用ディッシュへのCellHD-256のセット


4.ディッシュに置かれたCellHd-256の培地交換



5.CellHd-256からの細胞の回収



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使用例

MCF7細胞(ヒト乳腺がん細胞)を用いた使用例

MCF'細胞を用いた使用例
MCF7細胞を4日間培養し、4倍、10倍、20倍の倍率で観察を行った。同一対象を、上段は位相差顕微鏡で、下段はCalcein AM/EthD-1を添加して蛍光顕微鏡で画像を得た。


ULA法とCellHd-256との比較

スフェロイド作成のULA法との比較
ヒト神経膠芽腫であるU87細胞を、超低接着表面(Ultra Low Attachment, ULA)プレート、あるいはCellHD-256を用いて6日間培養し、得られたスフェロイドをCalcein AMを添加して観察した。CellHD-256を用いて得られたスフェロイドは、均一性・円形度が高い傾向が見られた。


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価格

[在庫・価格 :2024年05月20日 10時55分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
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納期 文献数
CellHD-256 <3D Hanging Drop Spheroid Cell Culture Chip>
2~3週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ ニュース2023年3月1日号 p.6

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[在庫・価格 :2024年05月20日 10時55分現在]

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CellHD-256 <3D Hanging Drop Spheroid Cell Culture Chip>

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(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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